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自治体の皆さまへ

男女共同参画情報ページ ハーブティ Vol.51

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埼玉県白岡市

~女(ひと)と男(ひと)をかんがえる~
ハーブティ:「ハーブ(herb)」は薬草のことで、茎や葉を生(なま)または乾燥して使います。これが心と体にバランスのとれたよい刺激を与えることから、女(ひと)と男(ひと)も互いにバランスのとれたよい関係であるように、また、一杯のお茶から地域のネットワークも広がれば…という願いがこめられています。

■子育ての時間て、意外と短いんです!!
24時間×365日×3年=26,280時間(うるう年除く)
生まれた我が子が幼稚園に入園するまでの時間を求めると約2万6千時間となります。どうですか?これを長いと感じるか、短いと感じるか、人それぞれだと思います。子育て中はこんな計算をするいとまがなく、ただただ大変だというのが本音かもしれません。私たちも小学5年生~1年生を持つ母親として、只今子育て奮闘中ですが、やはり今思うと幼少期の子育ては子供の心身の成長においてとても重要な時間だったなと感じています。昔から「三つ子の魂百まで」とよく言いますが、3歳までママ、パパと過ごす時間を多くのかたにもってもらいたく、今回最後のハーブティのテーマに掲げました。

現在フルタイムワーママの阿部委員、専業主婦の江口委員のそれぞれの子育てケースをのぞいて、一緒に考えてみよう。

■阿部委員の子育てプラン
[出産前]
土日がメインのブライダルの仕事。
朝晩、休日も関係なく仕事漬けの日々…
産休/育休の取得も考えたが、職種柄復帰後の自分がイメージできず退職→専業主婦へ
[0歳~3歳]
・もともと苦手な家事に加え、慣れない育児でパニック!
・実家からも離れていたため、頼れる人もいない…
・保育所の入所も検討したが、待機児童の多さに断念…
→気持ちを切り替え、育児に専念!!
(時には…)・
友達とフリーマーケットに出店(子供の不要品を売っておこづかいをget!)
・託児サービス付きのヘアサロンの利用(月に一度のリフレッシュ!)
(一方で…)
・「子供から離れたい」
・「一人の時間がほしい」
そんなストレスから託児所の一時預かりを利用したことも…
(フル活用しました。)
・育児サークル
・児童館
・公園
・イベント
・プレスクールなど
[入園]
少しづつ仕事の復帰を考え始め、ハローワークへ行ったり、求人情報を集めたり…
最初は、4時間のパート。その後、延長保育を利用しながら少しづつ時間を延ばし、小学校入学と同時にフルタイムワークへ転職!!

○POINT
「〇〇ちゃんは幼稚園、ママはお仕事ガンバロー!!」が合言葉

■江口委員の子育てプラン
○私の書いた主なイベント
毎月「広報しらおか」を見て、子育て情報をカレンダーに書き込んでいました。
予定のないフリーな日は、買い物や公園など、午前中にたっぷりと外遊びをして午後はお昼寝タイムZzz
ママはティータイム
・計測デー・子育てクラブ(要応募)
・育児講座(東・西児童館、高岩・虹保育園主催のもの)
・おはなし会
・誕生会
・児童館のイベント
・母子愛育会のイベント

[0歳 出産]
母親学級に参加していたので、産後もママ友との交流があり、悩みも共有できて心強かった。

[2歳]
(マイホーム購入) パパファイト!!
1LDKのアパート暮らしが手狭になってきたので、自己資金を貯め、夢のマイホーム購入。※無理のない返済計画を立てました。
(お金の話)
ローンが苦しく、そのために共働きをしなくてはならないという話も少なくありません。
幼少期はお金の貯め時!
お金のプロのFP(ファイナンシャルプランナー)の話を聞いて、ライフプランの見直し(をしていました!
(習い事)
子供に合った習い事は…
・プール
・ピアノ
・サッカー
・そろばん
・くもん
・体操
・ダンス
・英語
(マイカー)
ランニングコストを考え車1台+バイク所有に。
ローンを組まず、キャッシュで購入。
(親の介護)

[3歳] 幼稚園 入園 育児一段落
同級生が多い、幼稚園を選択。
入学準備の取り組みがされていて、安心して入学に備えられた。

~ベビーカーを押しながら、こんなことを考えて子育てしていました~

■編集後記
仕事と子育ての両立…ワーキングママが直面する大きな壁だと思います。いろいろな意見がありますが、「ママが笑顔でいることが子供にとっては一番幸せ」!!
つい仕事を優先してしまうこともあるけど、子供と話をする時は目線を合わせること、一日一度は必ずハグをする事を心掛けています。
夕食のときに「今日はどうだった?」とお互いの話をするのがとても楽しみです。一緒に過ごす時間は成長と共に少なくなります。今、この瞬間を楽しみながら、子育てしたいと思います。(阿部)
私の子育ては、昭和かもって思います。夫は外で働き、私は専ら家を守る。これは、今も昔も変わりません。共働きをせざるを得ない家庭の事情や「育児はプロに任せ、外で働くのが私の生きがい」と思うのは、その人の生き方、人生プランであり、違って当然だと思います。でも、私は日中、子供と共に過ごしてきたこれらの思い出や子供の成長を間近に見てきて、あの頃はああだったなと、今でも年中行事の度にふと思い出して、今の子育てのエネルギーになっています。
国の取組も変わってきています。2026年度から「こども誰でも通園制度」が始まり、専業主婦(主夫)でも保育園の利用が可能になります。うまく行政の力を借りながら、無理のない楽しい育児にしてほしいと願っています。
どうせやるなら楽しく!!一緒に子育て頑張りましょう。全4回ご愛読くださった市民の皆さん、どうもありがとうございました。(江口)

しらおか男女共生広報紙編集委員会委員 阿部 多喜恵(あべ たきえ) 江口 佐知子(えぐち さちこ)

問合せ:地域振興課人権担当
【電話】0480-92-1111 内線385

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