文字サイズ
自治体の皆さまへ

保健師・看護師・社会福祉士からの健康メッセージ

4/32

埼玉県神川町

◆健康な毎日のために”がん検診”を受けましょう
がんは2人に1人はかかるといわれており、全ての人にとって身近な病気です。禁煙や生活習慣の見直し等によって、がんは予防することができます。なかでも、子宮頸がんは『子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)』と『検診』による2段階で予防ができます。

◇子宮頸がん細胞の発生メカニズム

◇予防法(1) HPVワクチンで感染予防
子宮頸がんのほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因です。予防接種によって、HPVウイルス感染を予防することができます。現在、小6~高1相当の女性が公費(自己負担なし)で接種することができます。また、平成9年度から平成18年度生まれの方で3回の接種を完了していない女性は、キャッチアップ接種(自己負担なし)の対象となります。それ以外の方も自費で接種が可能です。これを機に検討してみてください。

◇予防法(2) 検診を受けて早期発見・治療
子宮頸がんは、20歳を過ぎると急激に増え、30歳から40歳代にピークを迎えます。早期発見には検診の受診間隔も重要です。子宮頸がん検診は、がんだけでなく前がん病変の状態でも見つけることができます。軽度の前がん病変の80%はがんに進展せず自然に治癒しますが、残りの一部が子宮頸がんになります。そのため検診は毎年受診することが大切です。
令和5年度の子宮頸がん検診は、医療機関での「個別検診(無料)」がまだ間に合います。ご希望の場合は、保健センターまでお申込みください。

新型コロナウイルス感染症の影響により、検診の受診を控えた方も多いのではないでしょうか。受けたことのない方、間隔があいてしまった方も、今年こそ全てのがん検診を受けましょう。

問合せ:保健センター
【電話】0495-77-4041【FAX】0495-77-0550

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU