冬になると多くの家庭でストーブが活躍しますが、使用には注意が必要です。消防庁の集計による令和3年中の発火源別死者数の内訳では、たばこに次いでストーブが2位となっています。実際に裸火を扱う灯油ストーブだけでなく、電気ストーブ類も誤った使用方法により火災を引き起こす可能性があります。
[事例1]
セラミックヒーターを延長コードにつないで使用していた。延長コードへの差込口が熱で溶け発火した跡があった。
[事例2]
古いオイルヒーターのスイッチを入れたまま外出し、帰宅後に黒煙が出ていることに気付いた。本体一部が溶け、床は焦げていた。
◆消費者へのアドバイス
(1)正しい使用方法と安全対策を知る:製品の取扱説明書をよく読み、正しく使用してください。
(2)設置場所に注意する:ストーブは平らで安定した場所に設置し、周囲に布団やカーテンなどの可燃物がないことを確認してください。
(3)延長コードは使わない:多くの電気ストーブは危険性があるため延長コードの使用が禁止されています。延長コードは使用せず直接コンセントに差し込み使用しましょう。
(4)こまめに電源を切る:外出時や部屋から離れる場合は必ず電源を切りましょう。
(5)定期的な点検と清掃:取扱説明書をよく読み、定期的に点検と清掃をしましょう。
困った時には、お近くの消費生活センター等にご相談ください。
消費者ホットライン【電話】188(いやや)
埼玉県消費生活支援センター熊谷【電話】048-524-0999
問合せ:経済観光課 商工観光担当
【電話】0495-77-0703【FAX】0495-77-3915
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