令和5年度の一般会計と5つの特別会計および企業会計(水道事業、下水道事業)の各決算が令和6年9月議会で認定されました。
令和5年度決算は歳入歳出ともに前年度より減額となっています。歳入では町税が前年比で0.2%増加したほか、地方交付税についても0.2%増加しました。一方で、地方消費税交付金が4.8%、国・県支出金が2.7%減少し、歳入総額64億5,192万円で前年比6.4%の減少となりました。歳出では、新神泉総合支所建設事業が終了したこと等により、歳出総額61億5,667万円で前年比4.8%の減少となりました。
また、各特別会計および企業会計については8ページをご覧ください。
◆一般会計 歳入歳出 内訳
歳入:64億5,192万円
(1)分担金・負担金、使用料・手数料、財産収入、寄附金、諸収入 2億1,371万円(3%)
(2)繰入金 3,499万円(1%)
(3)繰越金 4億2,813万円(6%)
(4)町債 1億8,040万円(3%)
歳出:61億5,667万円
(5)維持補修費、普通建設事業費、災害復旧事業費 6億771万円(10%)
※なお、「投資及び出資金、貸付金(48万円)」については、全体に対する割合がとても小さいため、グラフに含めていません。
[凡例]名称、決算額、( )内は構成比
◆神川町総合計画 基本5施策の歳出 主な内訳
◇1.安心できる子育てと生涯の学習を活かすまちづくり
・幼稚園・各小中学校教育振興事業 1億3,963万円
→教育環境の整備や学校施設の改修費等
・給食センター管理運営事業 1億2,665万円
→給食調理や厨房用備品の更新
・スホ゜ーツ・レクリエーション活動推進事業 5,015万円
→海洋センタープール跡地利用に係る工事費等
◇2.安全で快適に暮らせるまちづくり
・道路新設改良事業 2億1,516万円
→幹線道路の拡幅、舗装等
・清掃費 1億6,245万円
→ごみ、し尿処理等
◇3.健康で安心に満ちたまちづくり
・障害者総合支援事業 2億9,201万円
→障害者総合支援法に基づく障害福祉サービス事業費
・各種検診・予防接種事業 1億8,229万円
→がん検診、新型コロナウイルス感染症予防接種事業等
・こども医療費助成事業 4,854万円
→満18歳までの子どもに対する医療費助成
◇4.活力に満ち元気に働けるまちづくり
・土地改良事業等支出金 5,436万円
→ため池、高架水槽の修繕や土地改良区事業への負担金等
・観光振興事業 2,073万円
→地域活性化起業人負担金やイルミネーション事業への負担金等
◇5.町民と行政が協働し希望に満ちたまちづくり
・区長会組織等助成事業 1,297万円
→行政区への助成等
・広聴広報事業 466万円
→広報かみかわ発行、町ホームページの運営等
神川町では平成30年度より新たな総合計画基本5施策をもとに具体的な事業を行っています。
これらの事業により、町の将来像として掲げている「人を育ててまちが育つ未来につなぐ住みよい神川」を目指しています。
◆令和5年度決算 新型コロナウイルス感染症・物価高騰対策費用
<この記事についてアンケートにご協力ください。>