電話や突然の訪問で「給湯器を無料で点検する」と誘い、古い製品を使い続けると火災が起きるなどと不安をあおり、新しい給湯器の購入や設置工事の契約を迫る業者にご注意ください。ガス給湯器の他にも電気温水器、屋根、分電盤、床下(シロアリ)等の無料点検をきっかけとする事例があります。
ガス小売事業者には4年に1度以上無料のガス設備定期保安点検を行う義務がありますが、消費者には契約中の事業者(もしくは委託された事業者)から事前に訪問予定日時を記載した案内チラシが配布されます。また、この法定点検では給湯器だけではなくガスコンロなどの他の設備も点検します。
◆事例1
「給湯器の点検に明日伺います」と見知らぬ業者A社から電話があった。使用中のガス給湯器はガス供給業者B社が販売・設置したものだったのでB社に問合せたところ、A社には点検を依頼していないとのことだった。
◆消費者へのアドバイス
(1)突然の電話や訪問で給湯器などの無料点検を持ちかけられても、安易に点検を受けないようにしましょう。
(2)寒くなる前に、まずは自分で給湯器の状態を確認してみましょう。
(3)契約してしまってもクーリング・オフができる場合があります。
▼困った時には、お近くの消費生活センター等にご相談ください。
消費者ホットライン【電話】188(いやや)
埼玉県消費生活支援センター熊谷【電話】048-524-0999
問合せ:経済観光課 商工観光担当
【電話】0495-77-0703【FAX】0495-77-3915
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