町のお金の使い道 令和6年度予算のあらまし

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令和6年度のまちづくりの基本となる当初予算が、3月議会で可決成立しました。
会計別に予算をみると、一般会計予算が前年度比3.2%増、1億8,600万円増額の59億7,300万円となります。
歳入では、地方交付税や繰入金の増額を見込む一方で、新型コロナウイルスワクチン接種事業に対する国庫支出金や町債の減額を見込んでいます。
歳出では、海洋センタープール跡地利用事業などによる普通建設事業が増額しています。
また、一般会計に5つの特別会計(国民健康保険・後期高齢者医療・介護保険・町営バス・観光)および2つの企業会計(水道事業・下水道事業)を加えた総予算額は、前年度比1.7%増、1億5,362万円増額の92億1,549万円となります。

◆一般会計歳入歳出予算
59億7,300万円[前年度比3.2%増]
凡例：名称、予算額、()内は構成比、前年度比

◆主要事業・主な新規事業
◇主要事業
・障害者総合支援事業(障害者総合支援法に基づく障害福祉サービス事業)　3億2,031万円
・道路新設改良事業(利便性の向上のための幹線道路の拡幅や舗装等)　2億5,166万円
・教育振興事業(学力向上支援員等の配置やICT環境整備など教育の充実)　1億6,423万円
・児童運営事業(子育て支援のための管外民間保育所等への支援)　1億5,848万円

◇主な新規事業
・海洋センタープール跡地利用事業(跡地利用に要する工事費)　8,887万円
・ゆ～ゆ～ランドトイレ更新事業(設計委託料・工事費)　3,800万円
・認定こども園整備事業(認定こども園開設のための設計委託料等)　3,166万円
・学校統合事業(小学校の統合のための委託料、施設整備費用等)　1,540万円
・デマンド交通実証運行事業(車両の運行(実証実験)や、効果検証に要する委託料)　971万円

◆神川町総合計画　基本5施策の歳出　主な内訳
1.安心できる子育てと生涯の学習を活かすまちづくり
・給食センター管理運営事業　1億3,595万円
→給食センターの運営費や厨房機器の更新等
・生涯学習活動推進事業　4,871万円
→社会教育施設の運営費や生涯学習講座事業等

2.安全で快適に暮らせるまちづくり
・道路橋梁維持事業　2億1,709万円
→道路、橋梁の維持修繕等
・清掃事業　1億8,739万円
→塵芥処理、し尿処理等

3.健康で安心に満ちたまちづくり
・各種検診・予防接種事業　9,034万円
→がん検診、予防接種事業等
・高齢者福祉事業　3,092万円
→高齢者への生活・介護支援等

4.活力に満ち元気に働けるまちづくり
・商工・観光振興事業　3,869万円
→商工・観光業分野における各種振興事業
・農林業振興事業　6,934万円
→農林業分野における各種振興事業

5.町民と行政が協働し希望に満ちたまちづくり
・区長会組織等助成事業　1,303万円
→行政区への助成等
・広報広聴活動事業　660万円
→広報かみかわ発行・ホームページ経費等

神川町では第2次総合計画基本5施策をもとに具体的な事業を行っています。これらの事業により、町の将来像として掲げている「人を育てて　まちが育つ　未来につなぐ　住みよい　神川」を目指しています。

◆会計別予算額一覧(一般会計・特別会計・企業会計)

◇特別会計
特定の事業を行う場合や特定の収入に基づいた事業を行う場合、その事業に係る経理を他の会計と区別する必要があるため、法律や条例に基づいて設置するものです。

◇企業会計
地方公営企業法に基づき経理され、利用者の水道料金などで運営されています。

問合せ：総合政策課　財政管理担当
【電話】0495-77-0701【FAX】0495-77-3915