◆76年の歴史に幕「渡瀬保育園閉園」
神川町長 櫻澤晃
令和6年3月23日(土)渡瀬保育園の卒園式・閉園式が行われました。式典では5人の卒園児のきびきびした動き、輝く目、大きくはっきりした声、見事な太鼓の演奏など、参加した人に感動を与えました。子ども達が保護者のもとに駆け寄り感謝の言葉を述べる場面では、園児の愛情、今後の期待や不安、そして、渡瀬に保育園がなくなることの寂しさなどが複雑に交錯し、多くの人の涙を誘いました。在園していた6人の園児は他の保育所に転園することになりました。
渡瀬保育園は昭和23年5月に若泉幼稚園として開園し、昭和35年に私立渡瀬保育園に改設、昭和56年に現在の姿となり、今日まで1,500人を超える園児を送り出してきました。
これまで子ども達の健やかな成長を願い、温かく見守り、子育てに携わっていただいた、保護者の皆様、園長を始め職員の皆様、地域の皆様に、心から感謝を申し上げます。
町では、令和6年4月からは青柳保育所と丹荘保育所の2か所の公立保育所で園児をお預かりします。なお、青柳保育所は令和6年から7年の2年間を準備期間とし、令和8年度からは神川幼稚園と統合し、「認定こども園」として整備する予定です。
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