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令和5年度当初予算

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埼玉県秩父市

「子どもから高齢者まで、すべての人が笑顔にあふれ、誰もがチャンスをつかめるまち」を目指して

令和5年度予算が、3月に行われた市議会定例会で可決されました。
体育施設整備事業や、学校給食費の公会計化による学校給食管理運営事業の増額などにより、令和5年度予算は前年度と比べ規模が拡大しました。出産祝金、入学準備品購入補助金など継続事業のほか、新たな事業として、子育て支援、地域医療・福祉の充実に関する事業や、公共施設の有効活用など、安心・安全に暮らせる社会の実現に向けた事業を盛り込みました。今後も、満足度の高い市民サービスの提供を目指し、事業を進めていきます。

◆一般会計予算額 296億7千万円 〔前年度比5.8%〕

◇一般会計の歳入

◇一般会計の歳出

【用語解説】
地方交付税…全国で同水準の行政を行うために交付される財源
市債…市の借入金
民生費…児童、高齢者、障がい者福祉のための経費や生活保護の経費
総務費…市の計画の策定や推進、内部管理、選挙等にかかる経費
衛生費…市民の健康づくり、環境保全のための経費
教育費…幼稚園、小学校、中学校などの運営・整備にかかる経費
ファシリティマネジメント…施設・設備などを最適な状態で管理活用すること

■一般会計予算の概要
【歳入の概要】
新型コロナの影響により落ち込んでいた経済活動の再開による市民税の増額、学校給食費の公会計化による給食材料費の実費負担分の増額などを見込みました。
また、市にとって重要な収入である地方交付税は、国の地方財政計画により、地域のデジタル化推進関連の経費などの増額が見込まれています。

【歳出の概要】
民生費には、出産祝金、認定こども園施設整備補助金などを盛り込みました。
総務費には、旧秩父東高利活用基本構想策定事業や、大滝国保診療所移転事業などファシリティマネジメントに関する経費などを計上しました。
衛生費には、広域化後のし尿処理に関する経費などを、教育費には学校給食費の公会計化に関する経費などを計上しました。

【市債残高の状況】
令和5年度末の市債残高は約267億円となり、大規模事業の完了などの要因で、令和4年度末と比べて約8憶円の減少となる見込みです。令和4年度以降も基金を活用した繰上償還などにより市債の抑制を進め、残高は減少する見込みです。

【基金残高の状況】
一般家庭での貯金にあたるのが「基金」です。市では、計画的に基金への積み立てを行い、財源を必要とするときに取り崩しを行っています。平成29年度では市債償還の財源として取り崩したため残高は減少しましたが、平成30年度末にはふるさと納税寄附金の基金への積み立てなどにより増加しました。令和元年度以降は横ばい傾向にありましたが、令和3・4年度は普通交付税の追加交付分の一部を基金に積み立てたことなどにより増加しています。市民1人当たりの基金残高は、県内の他市町村と比較して高いレベルにあります。
今後も市債と基金のバランスに配慮しながら、基金の使い道を決めていきます。

※特別会計、企業会計の予算の概要は市HPでご覧いただけます。

問合せ:財政課
【電話】22-2203

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