消費生活センターからのお知らせ

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「もうけ話にだまされないで!」

年齢を問わず「副業」や「投資」など、もうけ話による消費者被害が多発しています。

事例1：副業を探していたところ、「いいね」を押すだけで簡単に収入が得られるという内容の広告をSNSで見つけ、話を聞きたくサイトに登録すると電話が掛かってきた。仕事はサポートする、プランによって収入が違う、100万円プランでやっている人がほとんど、すぐ確実に収入が得られるという。金がないと言うと、共有アプリのインストールを指示され、サポート代を消費者金融から借り入れるよう指南を受け、ネット銀行の事業者の口座に振り込んだ。サポート通りやったが収入はなく、借金が残った。

事例2：マッチングアプリで知り合った人とアプリ内で会話をしていたが、仲良くなったので無料通話アプリでやり取りを始めた。「私、FX取引で楽してもうけている。プロの投資家の叔父が教えてくれるので負け知らず」と投資を勧めてきた。投資経験はなかったが、相手が楽してもうかると言うのであれば本当だろうと口座を開設、投資金を指示された口座に振り込み、指示を受け売買した。もうかったのでさらに振り込んでいたが、突然振り込めなくなり、相手と連絡が取れなくなった。
サポートすると言われても大したことのないサポート内容だったり、楽して簡単にもうかると言われても投資にはリスクが伴ったり、もうかる保証はありません。また、詐欺的勧誘もあります。

■消費者へのアドバイス
・本当にもうかる話は人には教えないものです。「簡単」、「楽して」、「必ず」、「確実」はウソで「サポートする」は怪しいです。
・無登録事業者や個人からの投資の誘いやもうけ話、広告はまず疑ってかかりましょう。
・電話が掛かってきて申し込んだ場合、契約書を受け取ってから8日間はクーリングオフができます。クレジットカードで決済した場合は直ちにカード会社に連絡し、事情を説明しましょう。
・誰でも簡単に副業や投資でもうかることはありません。

秩父市消費生活センター
毎週月～金曜日(祝日はお休み)午前9時～正午、午後1時～4時
【電話】25-5200