秩父サイクリングだより

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令和5年4月より、自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務化されました。これによりスポーツ自転車に乗る際はもちろんのこと、日常で自転車に乗る際にもヘルメットを着用することになります。ヘルメットになじみのない方にとってはとても抵抗がある制度だと思います。
自転車事故での死亡原因の約6割が頭部損傷というデータがあるほど、命を守るためにヘルメットは重要です。私自身もヘルメットを着用していたため大事に至らずに済んだという事例を数多く目にし、経験もしてきました。安全運転で走行するのが第一ですが、自分では防げない事態が起こった時に、最後に命を守ってくれるのがヘルメットです。
これまではヘルメットを着用するのが少数派で、恥ずかしさを感じることが多かったかもしれません。ですが、今回着用が努力義務化されたことで躊躇(ちゅうちょ)なく着用できるようになると思います。最近ではデザインも多様化し、普段着にも違和感なくなじむものが選べます。
秩父市では平成29年よりヘルメット購入費用の補助を実施しており、先駆けてヘルメットの普及活動をしています。大切な命を守るため、サイクリングを安全に楽しむためにも、積極的にヘルメットを着用しましょう。
(自転車普及推進員 髙山 一成)

問合せ：市民スポーツ課
【電話】25-5230