市長コラム「世界に誇る秩父市の企業」

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秩父市長　北堀　篤

市内には、国内はもとより世界的に活躍されているなど、たくさんの素晴らしい企業があります。
先日、大野知事が「知事のふれあい訪問」で秩父地域にお越しになり、影森地区にある(株)レゾナック秩父事業所を訪問されました。同社は昭和電工という会社でしたが、今年1月に会社統合により名称変更されました。市民の皆さんには昭和電工の方がなじみ深いかもしれません。
秩父事業所では、電気を流すと光る性質を持つ半導体素子(そし)の一種である「LED素子」や、半導体の材料などのエレクトロニクス関連製品の研究開発や製造を行っています。また、電気自動車や再生エネルギー分野などでの需要が急拡大している「次世代パワー半導体」の分野に力を入れていて、同事業所で製造する「炭化ケイ素エピウェハー」では世界のトップシェアを誇っているとのことです。
今回、知事と一緒に製造ラインやクリーンルーム等を見学し、その後、同行された地元選出の新井・阿左美両県議、堀口市議会議長も交え、粟飯原(あいはら)事業所長や社員の皆さんと意見交換を行いました。
意見交換の中で、私から「この秩父市にある世界に誇る先端技術を学べる事業所において、地元の小・中学生の見学を受け入れてほしい」とお願いしました。次は未来の秩父市を担う子どもたちに同社を訪問してもらい、秩父発の世界トップクラスの技術を見て、触れて、学んでほしいと思います。
いよいよ梅雨明けも近づき、夏本番が迫って来ています。市民の皆さんにおかれましては、こまめな水分補給やほどよい塩分を摂取するなど、健康管理には十分にご留意いただきますようお願い申し上げます。