市長コラム「万が一の災害に備えて」

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秩父市長　北堀　篤

先月の台風6号・7号は、日本各地で記録的な豪雨をもたらし、土砂災害や河川の氾濫などで、甚大な被害が発生しました。被災された方には心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の1日も早い復興をお祈り申し上げます。
市では、毎年さまざまな災害を想定して、市職員防災訓練を実施しています。今年は、台風の接近により集中豪雨が発生したことを想定し、各総合支所等からのビデオ会議システムによる情報伝達訓練や災害オペレーション支援システム操作訓練、避難所の開設・運営訓練などを行いました。
また、各町会では、9月2日を中心に、避難訓練や消火訓練などの防災訓練を実施いただいております。ありがとうございます。
日ごろから、万が一の場合に備えた訓練を積み重ねておくことが重要であり、災害を防ぐためには、一人ひとりが災害に対する心構えを持つことが必要です。「災害は絶対にいつか起きるもの」という意識を持って、防災対策に取り組んでいただければ幸いです。
さて、秩父市経営方針では、「子育て支援策の充実」を最優先課題として掲げています。そこで、子育て中の保護者から、子育て環境の現状と課題について率直なご意見を伺うための懇談会を開催しました。また、秩父地域の高校生に、地域への愛着を深め、市政に関心を持ってもらうための意見交換会も行っています。
さらには、市民の皆さんと気軽に語り合う場を作りたいとの思いから、各町会と「ふれあい懇談会」も実施しています。
これからも市民の皆さんに寄り添い、小さな声に耳を傾け、いただいた意見や提言等を、今後の市政運営に活かしながら、「子どもから高齢者まで、すべての人が笑顔にあふれ、誰もがチャンスをつかめるまち」を目指して、全力で取り組んでまいります。
まだまだ残暑が続いています。水分や塩分をこまめに補給して、十分な健康管理を行ってください。