■石油ストーブ等を安全快適に使いましょう
石油ストーブや石油ファンヒーター(以下、石油ストーブ等)を使う季節になりました。
(独)製品評価技術基盤機構(NITE)が配信したメールマガジンでは、石油ストーブ等の事故について詳しく解説しています。
今回は、メールマガジンの内容に沿って石油ストーブ等の安全管理についてご紹介します。
NITEによると、石油ストーブ等の事故は毎年11月ごろから多く発生しており、事故の事例は次のようになっています。
(1)手入れ不足による異常燃焼や堆積物への引火
(2)ずれた燃焼筒による異常燃焼
(3)ガソリンの誤給油
(4)給油口ふたの閉め忘れ及び締め付け不良などによりこぼれた灯油に引火
(5)可燃物の近接
これらを防ぐためのチェックポイントは次のとおりです。
(1)ほこりがたまっていたら掃除する。
(2)耐震自動消火装置の状態を確認する。
燃焼筒の取り付け状態を確認する。(石油ストーブの場合)
(3)燃料は新しい灯油を入れる。ガソリンは別の場所で保管するなど、誤給油を防ぐための対策を徹底する。
(4)給油後は、給油口ふたをしっかりと閉め、灯油がこぼれないことを確認してから本体にセットする。
安全機能で給油口ふたが閉まっていることを確認する。
(5)周囲の物や天井、壁などと十分な距離を確保する。
高齢者の事故が特に多く発生しています。正しい使い方を確認するとともに、周囲の方は見守りをお願いします。
NITEでは、インターネットの動画を使ってわかりやすく啓発を行っています。本紙記載のQRコードからぜひご覧ください。
メールマガジン出典元:令和5年11月14日 PSマガジンVOL.440 NITE配信
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