ちちぶ医療協議会では、平成25年から特定保健指導対象者や血糖値が高い方などを対象に秩父地域の食習慣を調査し、保健指導などに活用しています。
秩父地域の食習慣の特徴として、うどん・そば・ラーメンなどの麺類やみそ汁等の汁物、漬物・煮物などによる塩分摂取が多い傾向がみられます。
習慣的に飲酒している方は、夕食で主食は食べずに酒とつまみのみを食べる場合も多く、このような食習慣は塩分摂取量が多くなります。
また、料理や食品中に含まれる「目に見えない塩分」も問題となっているため、栄養成分表示を確認し、塩分量を意識することが重要です。
埼玉県の中で秩父地域は高血圧の方が多くなっており、要因の1つに塩分が多い食習慣があると考えられます。
本紙QRコードから見られる「塩分チェック表・減塩リーフレット」で日頃どのくらい塩分を取っているのか確認し、減塩を心掛けましょう。
■減塩のポイント
(1)かつお節や昆布などのだしを用いる
(2)汁物は具だくさんで作る
(3)麺類の汁は飲み干さずに残す
問合せ:ちちぶ医療協議会事務局(地域医療対策課)
【電話】22-2279
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