保護者がしつけのつもりで行った行為であっても、身体に何らかの苦痛を引き起こし、または不快感を意図的にもたらす行為(罰)である場合は、どんなに軽いものであっても体罰に該当し、法律で禁止されています。その行為は「しつけ」ではなく「虐待」となります。
◆これらはすべて体罰です
・何度も言葉で注意したけど言うことを聞かないので、頬をたたいた。
・大切なものにいたずらをしたので、長時間正座をさせた。
・宿題をしなかったので、夕ご飯を与えなかった。
◆子どもの心を傷つける行為です
・子どもの前で配偶者やその他の家族に暴言や暴力を振るった。
・冗談のつもりで、「お前なんか生まれてこなければよかった」など、子どもの存在を否定するようなことを言った。
・やる気を出させるという口実で、きょうだいを引き合いにしてけなした。
◆体罰等が子どもに与える悪影響
体罰等が子どもの成長・発達に悪影響を与えることは科学的にも明らかになっています。
体罰等が繰り返されると次のようなリスクが高まります。
・親子関係の悪化
・精神的な問題の発生
・反社会的な行動の増加
・攻撃性の増加
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