■水道基本料金を免除します
秩父市長 北堀 篤
元日に発生した「令和6年能登半島地震」で、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。また、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
市では、義援金の募金箱を設置したほか、幹部職員による街頭募金活動に私も参加し、多くの方々から54万円以上の募金をいただきました。ありがとうございました。
既に市職員を被災地に派遣し、市営住宅等への避難者の受け入れ準備を完了しました。救援物資配送の態勢等も整えています。
被災地の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
同日、本市出身の演歌歌手である冠二郎さんがご逝去されました。NHK紅白歌合戦に3回出場されるなど大変ご活躍され、平成21年からは、市の観光大使として地域振興にもご寄与いただきました。謹んで哀悼の意を表します。
さて、ロシアのウクライナ侵攻やパレスチナ・ガザ地区の紛争等は、物価高騰を引き起こし、市民生活に悪影響を及ぼしています。
これまでも、市では、市民の皆さまの負担を少しでも軽くするため、国の交付金を活用し、キャッシュレス決済のポイント付与や水道基本料金の免除など、さまざまな事業を行ってきました。
今回、12月補正予算において、国の交付金を活用し、水道基本料金の免除を行うこととしました。
家庭と事業所の水道基本料金は、これまで、令和4年11月からの4か月分、令和5年10月からの4か月分の計8か月分の免除を行いました。新たに今月から、5月までの4か月分の基本料金を市の公費負担により免除します。(本紙5ページ参照)。
公共料金が減免になるといった場合、新たな詐欺が発生する可能性があります。市役所や水道局から電話がかかってきたり、職員が訪問したり、銀行やATMへ誘導したりすることはありません。そのような場合は、間違いなく詐欺ですので、お気をつけください。
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