(秩父農工科学高等学校)
■地域の未来を担う、秩父のための「農工科学」~令和5年度の総括~
3月8日、本校は119回目の卒業式を行い、242名が巣立ちました。明治33(1900)年の創立から23,051名の卒業生となります。秩父地域を支える人材を輩出し続けて123年、その全員が本校の誇りです。
令和5年度を振り返ると、生徒たちの多くの頑張りがありました。森林科学科は、都市緑化機構、第一生命財団が主催する「緑の環境プラン大賞」において、コミュニティ大賞を獲得、表彰式では佳子内親王殿下(佳子様)に直接説明するという名誉をいただきました。
電気システム科では、家電エンジニア班の「おもちゃなおし隊」が日本テレビ「超無敵クラス」に出演しました。修理したおもちゃの数162個、多くの子どもたちを笑顔にしました。
現在、在籍する生徒の多くは、秩父12中学校から託された地域の財産です。秩父最大の募集人員を任される本校は「農工科学に行きたい」生徒を増やさねばなりません。昨年度から本校の独自企画「秩父農工科学探検ツアー」を開催しました。参加した小学生への在校生の眼差しは、「未来の農工生」に向けた温かいものでした。
そして…。4月8日、入学式が行われ、バトンを引き継ぐ241名が農工生となりました。3年間で立派な人材に育て上げ、秩父の発展に寄与できるように努めます。
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