■今年度の授業が始まりました!
昨年8月から「高校魅力化コーディネーター」として秩父高校に勤務している吉川晃太です。校内での座学にとどまらず、高校生が秩父地域ならではの学びを体験し、地域とのつながりを実感できるように、『総合的な探究の時間』という授業の計画・サポートをすることが主な仕事で、活動を通した高校の魅力向上を目指しています。
秩父高校はこの4月に190名の新入生を迎えました。秩父地域の将来を担うであろう生徒たちとともに、引き続き地域に根差した学びの場をできる限り多くつくっていきたいと考えています。地域の方々にもあたたかく見守っていただけると幸いです。
■じっくり話す「哲学対話」
昨年度から、放課後に希望する生徒を集めて、身の回りの抽象的な問いについて自身の体験から語り合う「哲学対話」という場をつくっています。
「『自由』ってどんなこと?」や「『幸せ』って測れるの?」といった明確な答えの出にくい問いについて、真剣に、また楽しそうに話し合う生徒の姿が非常に印象的で、参加する生徒の思考の深さに驚いてばかりの場となっています。先日は、秩父高校の先生の協力も得て、初めて哲学対話を取り入れた「公共」の授業を行いました。今後は学校を飛び出して、地域の方々とともに話し合う場の創出なども考えています。
高校魅力化コーディネーター:神宮・吉川
問合せ:総合政策課
【電話】22-2823
<この記事についてアンケートにご協力ください。>