■開催まであと1年 第75回全国植樹祭
秩父市長 北堀 篤
5月26日に「第74回全国植樹祭」が岡山市で開催され、次期開催地の市長として、参加してきました。
式典会場となったジップアリーナ岡山は、ガラス面を多く採用し、椅子や壁面が木質化された、開放感のある明るく温かい雰囲気のある体育館でした。屋内ということもあり、招待者は、2千人規模での開催となりました。
記念式典では、天皇皇后両陛下がご臨席され、アカマツやクロガネモチなどのお手植えを賜るとともに、ヒノキやヤマザクラなどのお手播きも賜りました。
メインアトラクションでは、地元の高校生たちによる「森林への想い」をテーマとした演劇が披露されました。この演劇では、豊かな森林を未来へ引き継ぐことの大切さをダンスや合唱などで力強く表現していました。
式典のあらゆる場面において、みどりの少年隊や高校生の皆さんが大勢運営に携わっており、彼らスタッフの礼儀正しい態度に大変感銘を受けました。
植樹祭で活躍している子どもたちを見て、健全で豊かな森林を守り育て、未来を担う若い世代に確実に引き継ぐことが私たちの務めであると意を強くすると同時に、みんなで森林を育て、守っていく意識を高めていくことが植樹祭に課せられた使命であると再認識しました。
また、先日、影森グラウンドの多目的グラウンドにケヤキの記念植樹を行いました。
このケヤキは、佳子内親王殿下が名誉総裁を務められる「第33回みどりの感謝祭」において、次期全国植樹祭開催地の緑の少年団代表として、南小学校の児童が賜ったものです。
少年団との植樹を通して、かけがえのない「みどり」を未来へ着実に引き継いでいく想いをより一層強くしました。
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