ナラ枯れとは、カシノナガキクイムシという体長5mmくらいの虫がナラ類やシイ・カシの樹木に穿入(せんにゅう)し、木を枯らしてしまう現象です。昨年秩父市内でナラ枯れが確認され、被害の拡大が懸念されています。ナラ枯れと思われる木を発見しましたら、森づくり課まで情報提供をお願いします。
1.ナラ枯れの特徴
・木の根元に木くず(フラス)が落ちている。
・幹に直径約1.5~2mmの穴がたくさん開いている。
・梅雨明け後から晩夏にかけて急に枯れた。
・葉が赤褐色や茶色に変色し、落葉しない。
2.被害木の伐倒・駆除について
ナラ枯れ被害木は、特に倒木・落枝による人的被害やインフラ・家屋等への被害を及ぼす場合、最優先で処理する必要があると考えます。
樹木の管理は、樹木の管理者(所有者)が行う必要がありますが、枯れ木の伐倒等の作業は危険が伴いますので、専門業者(林業や造園の会社など)にご相談することをお勧めします。
また、秩父地域森林林業活性化協議会において、被害木の伐倒除去(秩父地域里山整備事業補助金)や防除資材の支給(秩父地域ナラ枯れ防除資材等支給事業)などの支援を行っております。詳細はHP「森の活人」をご覧ください。活用を検討される方は、森づくり課までご相談ください。
問合せ:森づくり課
【電話】22-2369
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