■今年も「ふれあい懇談会」を開催しています
秩父市長 北堀 篤
市では、何でも投書箱や各種会議・会合、団体からの陳情・要望など、さまざまな場面で市民の皆さんからのご意見を伺い、可能な限り反映するよう、よりよい市政運営を心がけています。なかでも、市民の皆さんと膝を交えて意見交換を行うことができるのが「ふれあい懇談会」です。
昨年度は、50を超える町会と「ふれあい懇談会」を開催し、生活に対する切実な思いや市政への提案などを伺うことができました。いただいたご意見やご要望をいくつか紹介します。
最も多い要望は、市道や国道、県道などの道路に関するものです。
市道に対しての要望は、早急に現地確認をして、対応可能なものは、すぐに着手しました。また、まずは町会で調整が必要と思われる案件については、その旨を町会にお伝えさせていただいております。
国道や県道については、秩父県土整備事務所に内容を情報提供しています。同事務所においても、早急に現地を確認して、市と同様の対応をいただいております。
2番目に多い要望は、サルやシカなどの有害鳥獣対策についてです。特に被害の多い地区では、担当職員が現地の状況を把握し、対策を講じました。また、地域ぐるみの対策を前提とした勉強会なども開催しております。
そのほか、防災行政無線が聞こえづらいとの声には、個別受信機の貸し出しをご案内しました。また、地域の観光資源等を歌にしたCDを制作したので活用してほしいという要望には、ちちぶエフエムで放送させていただきました。
「ふれあい懇談会」は、町会単位で開催しているため、その地域が抱えている課題を把握することができ、きめ細やかな行政サービスに活かすことができます。
今年度も、すでに12町会と開催し、13町会との日程が決まっております。昨年度に開催した町会も、再度開催させていただきますので、興味のある方は、町会の役員の方に相談してみてください。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>