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自治体の皆さまへ

安心安全な水を供給するため水道料金の値上げを検討しています

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埼玉県羽生市

■水道事業の現状と課題
◇給水人口・使用水量の減少で、料金収入が減少
水道事業は独立採算で、事業費のほとんどを皆さんの水道料金で賄っています。しかし、人口減少や節水機器の普及などで水需要が低下し、使用水量と水道料金の収入は年々減少傾向にあります。

◇水道施設の老朽化・耐震化で、施設整備費が増大
浄水場、配水場、水道管などの水道施設は老朽化が進み、漏水や断水の発生件数が増加しています。今後はこれらの施設を計画的に更新する費用が必要です。

■水道事業経営の見通し
現行の料金は、平成4(1992)年以来改定しておらず、このまま継続すると収入減少が続き、令和12(2030)年度には経営が赤字に転落する見通しです。また、施設を更新するための補填(ほてん)財源(※1)(一般家庭でいう貯金)は、令和10(2028)年度に底をつき、現在約42億円となっている借入残高の増加が予測されています。

■今後の方向性
市の水道事業を将来に渡って安定的に継続していくため、今年8月に水道料金の改定を羽生市水道事業運営審議会に諮問し、継続的に審議を行っています。今後、審議会からの答申を踏まえ、令和6(2024)年度中の水道料金改定(値上げ)に向けて準備を進めていきます。皆さんのご理解をお願いします。

■給水人口と収益になる水量の推移

■収益的収支(※2)の推移(億円)

■水道を支える人が減っていく
水道料金を支払う人が減る
※イメージ図の詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。

■資本的収支(※3)の推移(億円)

※1 補填財源…資本的収支の収入不足額の補填のみに用いられる財源で、減価償却費や積立金など、企業内に留保された資金の総称
※2 収益的収支…経営活動に伴う料金収入、管路や施設の維持管理費用などの収支
※3 資本的収支…管路や施設の新設・更新などの資産形成や借入金などの収支

問合せ:水道課
【電話】561-0969

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