■リコール制度
リコール制度とは、製品の設計、製造上の欠陥や不具合で事故が発生することや、事故の再発を防ぐために、製造販売業者が自主的に製品の回収、交換、無償修理などを行うことです。使っている製品がリコール対象であることを知らず、そのまま使い続けると、火災などの重大な事故が起きることがあります。
◇事故の例
・電気ストーブの強弱切り替えスイッチに使われている部品が不良品で、異常発熱し、火災が発生した。
・ノートパソコンのバッテリーが充電中に異常発熱し、パソコン本体と周辺が焼損する火災が発生した。
◇事故防止のために
・リコール情報の多くは、テレビの報道や新聞の社告などで知らされます。また、商品を購入した際にメーカーに対して「ユーザー登録」をすることや、販売店の会員になることで情報が届く体制を整えている事業者もあります。リコールの報道があった場合は、自分の周りに該当する製品がないか確認しましょう。
・消費者庁では、リコール情報を集めたウェブサイトを公開しています。リコールが実施されているか不明な製品でも、事故情報データバンクシステムで、類似の被害が他にないか確認できます。
・リコール対象製品ではなくても、経年劣化で事故や火災が発生する可能性があります。いつもと違う、何か変だなと感じたら、すぐ使用を中止し、メーカーや販売店などに相談しましょう。
問合せ:市役所消費生活センター
【電話】560-6270
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