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自治体の皆さまへ

Hanyu Jin 羽生人

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埼玉県羽生市

Sekiguchi Susumu 関口進さん
(上新郷、59歳)
羽生のここが好き:知人に市内の創業者がたくさんいます。熱い気持ちを持ったチャレンジャーが多いまちだと感じます。
次の方へ:市内で肢体不自由児・者の家族会の代表として活動する、信念があって、エネルギッシュな方。新井和美さんを紹介します。

■自由に遊び、学ぶ喜びをすべての子どもたちへ。
「先天性の足の疾患で、幼少期は満足に運動ができませんでした。自由に遊び、学ぶ喜びを子どもたちに感じてほしい」
子どもの発達支援や居場所づくりを行うNPO法人を営む関口進さんは、活動の背景をこう語ります。高校卒業後、市役所に32年間勤務しましたが、保育所運営に携わった時、障がい児保育への関心と、その保育園設立の夢が生まれ、現場を学ぶため、民間保育園に転職しました。
児童や保護者と向き合う中で、自身で学んだ、「遊ぶ動きで子どもの体・頭・心を育てる『ムーブメント教育・療法』」で、子どもの幸せのために活動したいと思い立ち、法人を設立。現在、市内外で子どもたちとその体験会を行っています。「子どもはダイヤの原石。磨けば輝き、未来の共生社会につながります。体験会で見せる笑顔が大人になっても続くよう、成長を後押ししたいです」と微笑みます。
関口さんは約30年前から、コーヒーを趣味にしています。今では独自に豆の種類や焙煎度合いを調節した、オリジナルブレンドを作るほど。体験会後の意見交換会では、仲間によくコーヒーを振る舞うそうです。「飲むと皆ほっと一息、明るく話が弾みます。コーヒーは人の心をつなぐ力がありますね」と語ります。関口さんはこれからもさまざまな試みを続け、周囲に笑顔をもたらしていきます。

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