文字サイズ
自治体の皆さまへ

Hanyu Jin 羽生人

51/54

埼玉県羽生市

Arai Chiharu 新井千春さん
(東7丁目、46歳)
羽生のここが好き:小学生の頃、父とマラソンの練習をした、利根川沿いのサイクリングロードです。今では子どもたちと出かけています。
次の方へ:子どもの習い事が同じで、元気で明るく、スポーティーな方。市内の振袖専門店に勤める、小久保智美さんを紹介します。

■たどり着いたパン屋の仕事。味に込める、感謝の気持ち
市内で夫とパン屋を営む、新井千春さん。食パンや菓子パン、惣菜パンなど、夫婦の手作りで、約60種類を販売しています。
短大を卒業後、医療事務として病院に勤務し、看護師を目指すために看護学校へ入学。アルバイト先で夫と出会い、結婚して市内で暮らした後、夫のパン修業に同行するため、京都府に移住しました。5年後に帰郷し、修業を終えた夫と現在の店を開業。今年で10周年を迎えます。
「短大では栄養学科で調理実習を経験し、看護師時代は患者様に食事指導をしていました。回り道でしたが、すべてが食に携わる今につながっています」
開業当初は客足が伸び悩んだものの、次第に人気を集め、今では県外からも常連客が来るようになりました。「パンをご友人の分まで買われるお客様が多く、口コミが広がったみたいです。応援してくださる皆さんのおかげですね」と微笑みます。
新井さんには、スポーツを習う3人の子どもがいます。店が忙しい週末は練習や試合が多く、子育てとの両立に葛藤があることも。しかし、ある時スタッフが掛けた「母の代わりはいない」という言葉に、心を励まされました。「皆に支えられていると感じます。子どものプレーを見ると『私も頑張るぞ』と思うんですよ」。新井さんが作るおいしいパンには、温かい感謝の気持ちが込められています。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU