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Hanyu Jin 羽生人

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埼玉県羽生市

Sonoda Kayoko 薗田加代子さん
(三田ケ谷、67歳)
羽生のここが好き:小学生が元気に挨拶するところと、『田舎教師』の舞台やムジナモの生息地という伝統文化が根付いているところです。
次の方へ:近所の理容室の4代目。優しくて腕が良く、老若男女のヘアスタイルを手掛けています。島野孝さんを紹介します。

■懐かしさ感じる古民家カフェ 親子でつくる、温もりの空間
市内で古民家カフェを営む、薗田加代子さん。空き家だった生家を5年前に改装し、娘とともに店を切り盛りしています。
結婚を機に24歳で親元を離れ、農協やスーパー、惣菜店、介護事業所で働き、二人の娘を育てました。61歳で帰郷し、家族で話し合って改装。「昔から地元に飲食店があったらいいなと思っていました。『懐かしさを感じる、田園風景の憩いの場』がコンセプトです」と話します。
前職の経験を生かし、店のメイン料理は自身が担当。娘はサラダやデザート、ドリンクを作っています。開業当初から、ご近所や旧友など、徐々に客数は増えていきましたが、程なくコロナ禍となり、客足が遠のいた日々も。しかし、持ち帰りや宅配弁当で店の味を届け、今では県外からも常連客が来るようになりました。昨年からは朝夕の営業を開始し、客層を日中来られない方にも広げています。
薗田さんは体を動かすことが趣味で、10年来、エアロビクスやフラダンスを習い、毎週ヨガと太極拳教室に通っています。さらに最近は、娘のアイデアで、店にペット同伴でも楽しめる場所を作ることを計画中。「再び家族でリノベーションをするかもしれません。元気なうちは娘の夢を応援したいです」と目を細めます。娘を思う薗田さんは、親子二人三脚、温もりにあふれる空間をつくっています。

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