Hanyu Jin 羽生人

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Saito Misaki　斎藤美咲さん
(東6丁目、46歳)
羽生のここが好き：電車で出かけた帰りに、羽生駅に降り立つとホッとします。故郷の温かさを感じるまちだと思います。
次の方へ：当園の卒園児で、現在は市内で、薬剤師・はり師として働く、田中紗百合さんを紹介します。

■子どもと一緒に楽しんで遊びの中から学びを得る
創立70年の伝統ある幼稚園に勤める、斎藤美咲さん。子どもたちや保護者から「美咲先生」の愛称で親しまれ、子どもたちの心と体の成長を見守ります。
高校生の頃、いつも笑顔で生き生きと働く先生たちの姿に憧れ、卒業後、大学の児童学科に進学しました。幼稚園、小学校の教員免許と保育士の資格を取得し、卒業後は、市内外の幼稚園、保育園で7年働き経験を積みました。29歳の時、今の幼稚園に就職し、現在は未就園児教室の担当をしつつ、幼稚園が円滑に運営できるよう他の先生たちをサポートしています。
斎藤さんは、子どもたちが興味を持ったことを、先生も一緒に「楽しむ」ことが、幼児教育で一番大切だと話します。子どもは遊びの中で、頭と体をフル回転させ、好奇心、創造力、運動能力、社会性など、人間の基礎を育みます。「子ども自らが発した思いをしっかりと受け止めて、先生も一緒に考え、楽しむことで、満足感や自己肯定感を育んでいきたいです」と優しく微笑みます。
斎藤さんには、3人の子どもがいます。「先日、高校生の息子とライブを観に行きました。下の子たちが大きくなったら、家族全員で富士登山に挑戦したいです」。何事も楽しむ姿勢を忘れず、前向きに取り組む斎藤さんは、子どもたちの思いを受け止め、笑顔の花を咲かせます。