文字サイズ
自治体の皆さまへ

下水道の仕組み

30/51

埼玉県羽生市

私たちが1日に使用する水の量は200ℓ以上だといわれています。その内訳は、風呂が最も多く、トイレ、炊事、洗濯の順に続きます。使われた水(汚水)は、下水管を通って水質浄化センターへ運ばれ、汚水処理された後、きれいな水となって川へ放流されます。

■公共下水道につなげるとなにがいいの?
合併浄化槽を使用しているときより維持管理費がかからず、経済的です。

◇年間費用の例
※5人家族、2か月の使用水量を40立方メートルとしたときのそれぞれの年間費用です。

◇公共下水道につなげられる地域はどこ?
羽生市中央、北、南、西、東、大字藤井上組の一部、大字羽生の一部、岩瀬地区の一部が公共下水道につなげられる地域です。
令和6年3月末時点の公共下水道整備状況は本紙右のコードから確認できます。

◇公共下水道へ接続するにはどれくらいの工事費がかかるの?
敷地内へ設置する下水道管が1mにつき約5,000円、汚水ますが一カ所につき約1万5,000円といわれています。下水道管を埋める深さや、埋める場所の状況、浄化槽の処分方法などによって、工事の総額は大きく変わるため、詳しくは、工事指定店へ見積もりの依頼をお願いします。
下水道に初めて接続する際には、受益者負担金の納付が必要になります。
※1平方メートルにつき400~530円、該当の土地に対して1度のみ
受益者負担金の納付状況について確認したい場合は、下水道課までお越しください。
※詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。

■下水道の財政状況
◇公共下水道の管理・運営の費用について
下水道施設などを管理する費用には、使って汚れた水をきれいに浄化するための「汚水処理費」と、市街地に降った雨をすみやかに排除するための「雨水処理費」があります。汚水処理費は、受益者負担の考えから下水道使用料(私費)として、使用者の皆さまに負担していただいています。
一方、雨水処理費は浸水の防除により社会全体の利益につながることから、税金で負担する仕組みとなっています。
これを、雨水公費・汚水私費の原則といいます。

◇下水道事業の経営状況(令和5年度決算値)
使用料単価:125.7円
使用料の対象になる水量1立方メートル当たりの使用料収入
汚水処理原価:150円
浄化センターに流れ込む汚水1立方メートル当たりの処理費用
経費回収率:83.8%
汚水処理の費用のうち、使用量収入で賄っている割合
経費回収率は100%以上であることが必要とされていますが、まだ目標に届いていません。経費回収率100%を達成するため、公共下水道区域にお住まいの方、工場・事務所をお持ちの企業様は適切な下水道の接続、使用をお願いいたします。

問合せ:下水道課
【電話】565-1551

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU