■レスキュー商法
◇相談事例
1:夜、トイレが詰まり、インターネットで検索して「見積・出張無料、修理500円~」と記載された業者に連絡。来訪した作業員から「高圧ポンプが必要」と言われ依頼した。それでも解消せず、「便器を外して排水管を洗浄する。詰まり防止の薬剤も必要」などと作業を追加された。終了後、契約額は50万円に。見積書も無く、納得できない。
2:庭でハチの巣を見つけ、インターネットで探した業者に電話。業者から「巣1つで1000円」と聞き作業を依頼した。終了後、「ハチの巣は2個あった。巣に戻って来ないよう、薬剤も散布した」と言われ、5万円を請求された。事前に作業内容や料金等について説明されていない。
◇アドバイス
インターネット広告の最低価格をうのみにせず、業者に連絡する際は、作業内容や見積額、出張費やキャンセル料を確認しましょう。「現場を見ないと分からない」と言われても、大体の料金を聞き、契約前の見積書に、費用内訳が詳細に記載されているか確認してください。
また、業者来訪時は追加作業を提案されることがあります。不安な時は作業を断ることも検討しましょう。広告の表示額や、事前に聞いた料金とかけ離れた額を請求をされた場合は、後日払う旨を伝えるなど、その場の支払いは避け、消費生活センターに相談してください。クーリング・オフができる可能性もあります。普段から信頼できる地元業者や自治体などの情報を収集し、緊急時の初期対応を調べておくことも大切です。
問合せ:市役所消費生活センター
【電話】560-6270
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