Hanyu Jin 羽生人

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Yokoyama Michiyo　横山美知代さん
(上新郷、48歳)
羽生のここが好き：空気がおいしいところです。田んぼの四季の風景も好きで、秋になると稲穂が黄金色に輝く景色に感動します。
次の方へ：息子の中学校のPTA活動で大変お世話になりました。市内で保険代理店を営む、綱取俊夫さんを紹介します。

■子ども自ら楽しんで、保護者と共に成長を見守る。
市内でリトミック・ピアノ教室を営む、横山美知代さん。音に合わせて体を動かしたり絵を描いたりするリトミックで、子どものリズム感や感受性を育んでいます。横山さんは、幼少期から歌が好きで、高校、大学と声楽を学び、音楽一筋でした。大学卒業後は、より専門的に学ぶため、大学専攻科の進学を志しましたが、経済的な理由で学業継続が難しくなり、音楽と無縁の道へ。一度は道を諦めたものの、過去を振り返り、「自分を育てた音楽で、今度は自分が子どもの成長を手助けしたい」と思い、30歳でリトミックの専門学校に入学。講師の資格を取得し、民間の教養講座で講師を務めました。出産を機に退職後、自身の音楽教室を開きました。「教室では、教えるというより、子どもの成長を見守っている感覚です。昨日できなかったことが今日できていると、私もうれしい気持ちになるんですよ」と微笑みます。今後は、リトミックの授業だけでなく、ものづくり講座を開き、子どもの指先の感覚を鍛え、感受性を高める授業を計画中。自身の趣味である、ロックミシンを使った洋裁を、レッスンにも取り入れようと考えています。「小さい頃から人のお世話が好きでした。子どもたちの日々の成長が楽しみです」。横山さんは、歌と演奏で大好きな子どもたちの未来の可能性を育んでいます。