■上場株式等の配当所得及び譲渡所得等の課税方式が統一されました
令和6年度の課税(令和5年分の所得税の確定申告)から所得税と住民税で異なる課税方式の選択ができなくなりました。所得税で申告をした場合は、住民税でも申告をしたこととなり、合計所得金額や総所得金額等に算入されることとなるため、国民健康保険税や医療機関での窓口負担割合などの各種行政サービスに影響が出る可能性がありますのでご注意ください。
また、一度確定申告において課税方式を選択すると、その後、修正申告や更正の請求においてその選択を変更することはできません。課税方式の判断は慎重にしてください。
■ふるさと納税のワンストップ特例制度を利用の方へ
この制度は確定申告をしていないことが条件です。制度を利用した方が医療費控除などで確定申告をした場合、特例制度は受けられません。確定申告の際に、ふるさと納税の寄附金控除も含める必要がありますので、ご注意ください。
■医療費控除の明細書、収支内訳書は事前に作成を
医療費控除を受ける方は「医療費控除の明細書」の提出が必要です。また、事業、農業、不動産所得がある方は「収支内訳書」の提出が必要です。事前にご自身で必要経費と科目ごとに集計し、作成をお願いします。
※申告会場で領収書のみの提出は混雑の原因となりますので、ご遠慮ください。
■給与所得者の医療費控除申告相談会
年末調整済みの給与が1カ所のみで、他に所得がない方を対象に医療費控除申告相談会を開催します。
日時:2月7日(金)9時~11時30分、13時30分~16時
場所:市役所301会議室
■年金所得者の方へ
公的年金などの収入金額の合計額が400万円以下で、公的年金などに係る雑所得以外の所得金額が20万円以下である場合、確定申告は不要です。ただし、生命保険料控除や寄附金控除などを追加する場合は、申告が必要です。
問合せ:税務課
【電話】内線115
■行田税務署からのお知らせ
◇マイナンバーカードを使って自宅からパソコンやスマホで確定申告
申告書作成には、国税庁ホームページ「確定申告書等作成コーナー」をご利用ください。マイナンバーカードをお持ちの方はマイナンバーカード対応のスマホまたはICカードリーダライタを利用して、e-Taxで申告書を提出できます。
※確定申告書等作成コーナー・マイナポータル連携の詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。
◇スマホで確定申告相談会
マイナンバーカードを使ったe-Taxによる確定申告書の提出までを説明する相談会を開催します。
日時:1月30日(木)・1月31日(金)10時~・14時~(各日2回)
場所:市民プラザ
定員:各回30名(先着順)
※電話による事前予約なし
※当日の9時に会場入口付近で入場整理券を配付します。
持ち物:スマホ、マイナンバーカードとそのパスワード2種類(数字4桁及び英数字6~16桁のもの)、申告に必要な書類(収入や控除に関する支払金額等が分かる書類)
1月6日(月)~2月14日(金)に、行田税務署で所得税・個人消費税・贈与税の申告相談を希望する方は、事前に相談日時を電話予約してください。
◇所得税・個人消費税・贈与税の確定申告の相談・申告書の受け付け
日時:2月17日(月)~3月17日(月)8時30分~16時(9時~相談開始)
※土・日・祝日を除く
場所:行田税務署
※ただし、3月2日(日)は、熊谷税務署(熊谷市仲町41番地)で申告相談を行います。
※入場整理券が必要です。入場整理券は、国税庁LINE公式アカウントから事前に取得するか、申告会場で当日配付します。配付状況により、相談受付を終了する場合があります。
※スマホ申告を基本としています。マイナンバーカードとそのパスワード2種類(数字4桁及び英数字6~16桁のもの)をお持ちください。
※詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。
問合せ:行田税務署
【電話】048-556-2123
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