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埼玉県蓮田市

箱根駅伝復路優勝世界の舞台を目指して
駒澤大学陸上競技部 小山翔也さん(2004年生まれ平野中学校卒業)

第101回箱根駅伝で新記録を打ち立て復路優勝を飾った駒澤大学。その最終10区の走者を務め、ゴールテープを切ったのが蓮田市出身の小山翔也選手です。

平野中学校時代に全日本中学校陸上競技選手権大会の男子1500メートルと男子3000メートルで優勝し、埼玉栄高校でも全国の舞台で活躍。2023年から駒澤大学へ進学し、2年生となった今年、箱根駅伝に初出走。鶴見中継所から大手町間を力走しました。

―箱根駅伝出走、復路優勝おめでとうございます。まずは感想を聞かせてください
出走が決まるまでは不安もありましたが、メンバーに選ばれてからはどう走ろうかなと楽しみにしながら本番を迎えました。たすきをもらう中継所への移動中に、沿道にたくさんの人がいるのを見て、箱根駅伝の注目度を実感しました。走ってみると考えていたペースと自分の動きがかみ合っていないと思う場面もありましたが、復路優勝がかかる大事な局面だったので、1秒でも早くという気持ちで走り抜きました。新記録で復路優勝を達成することができ、今はほっとしています。

―チームの最終走者として特別な思いはありましたか
今まではトラック種目の出場や駅伝でも1区での出走が多かったので、仲間のためにというよりは、1人で走っている感覚でした。今回最終10区を任され、最初はいつもと同じ心境でしたが、苦しくなってきたときに、ここまで9人の仲間がつないでくれたたすきだと思うと、さらに粘り強く走ることができました。

―箱根駅伝出走までの道のりを教えてください
箱根駅伝は陸上競技をやっている誰もが目指す舞台で、陸上を始めた中学生の頃からの目標でした。もちろん1年生の時も駅伝を走りたい思いはありましたが、当時の4年生が強かったこともあり、心のどこかで走れなくてもしかたないという気持ちがあったんです。でも先輩がたの活躍を見て、次は自分が走りたいと思う気持ちが強くなりました。その矢先に怪我で離脱をしてしまい、その後も体調不良などで思うように練習できない期間が続いてほんとうに苦しかったです。この状態では10月の出雲駅伝や続く全日本大学駅伝には出られないと感じて、夏合宿から箱根駅伝だけは走りたいと照準を合わせて練習してきました。

―苦しい中でつかみ取った箱根駅伝出走だったんですね
練習ができない期間は気持ちが折れそうになるときもありましたが、支えてくれた家族や寮生活を共にするチームメイト、監督、応援してくれるかたがたに、箱根駅伝を走ることで恩返ししたいと考え、乗り越えることができました。出走できることになったときは、うれしさと同時に安心もしました。

―次の目標を聞かせてください
在学中の目標は、全ての駅伝を走って、区間賞を取るというのが目標としてあります。個人成績だけでなく、チームとしても全て勝ちにいき、優勝したいです。トラック種目では日本選手権に出場し、日本トップの選手たちにどこまで食らいついていけるかという部分でチャレンジしていきたいなと考えています。卒業後は、世界レベルで戦いたいという思いがあるので、トラック種目をメインに、国内だけでなく世界の舞台で表彰台に登れるような選手になるというのが目標です。

―最後に、小山さんを応援する皆さんにメッセージをお願いします
とても多くのかたに応援していただけて、いつも力をもらえています。チームメイトと切磋琢磨しながら結果を出して、さらに上のレベルでも活躍していきたいと思っているので、これからも応援よろしくお願いします。

お問い合わせ
所属課室:広報広聴課シティセールス担当
埼玉県蓮田市大字黒浜2799番地1
電話番号:048-768-3111
内線:215

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