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未来へ飛躍する新たな蕨の玄関口の創造 蕨駅西口再開発事業

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埼玉県蕨市

「蕨の玄関口の再生と魅力づくり」を目的に、蕨の飛躍に向けた3大プロジェクトの一つとして進めている蕨駅西口再開発事業。ここでは、動き出し始めた再開発事業についての最新情報をお伝えします。

■権利変換計画の認可で昨年8月から工事開始
蕨駅西口再開発事業は、まちのにぎわい創出や市民の利便性の向上、人口減少社会において選ばれる都市づくりの核となる事業です。
第1工区(約0.6ヘクタール)は、平成23年に事業が完了。その後、同31年に都市計画を変更し、残る工区を第2工区(約1.3ヘクタール)として、蕨の玄関口にふさわしい駅前広場の再整備を図るとともに、公共公益施設や商業施設、都市型高層住宅の調和による、魅力ある空間づくりを進めていきます。
第2工区は、令和2年8月に県から再開発組合の設立認可を受け、本格的に始動。昨年8月には、同組合は全ての権利者の同意をいただいた上で県から権利変換計画の認可を取得しました。そして同月から地区内の道路を閉鎖し、既存建築物等の除去解体工事を開始。今年1月末には地区内の全ての既存施設の引き渡しも完了し、いよいよ本格的な建設工事の着工に向けて動き出しています。

■魅力ある公共公益施設利用者増でにぎわいに
第2工区は、くるるなどがある第1工区の北側に位置し、駅直結の空間に、A棟とB棟の2棟を配置。商業施設や住宅施設に加え、B棟3階には「豊かなときを創るほっとプレイス」をコンセプトに図書館や行政センターといった公共公益施設を整備します。
新たな図書館には充実した閲覧・学習ゾーンや子どもエリア、カフェなどがあり、行政センターには、各種証明書の発行や転入・転出に伴う手続きができる窓口に加え、パスポートセンターも設置。再開発の施設は、駅コンコースと直結する予定であり、その利便性の高さを生かして多くの人に利用してもらい、中心市街地のにぎわいにつなげていきます。市は令和8年度末の竣工(しゅんこう)を目指して、再開発組合を支援し、着実に事業を進めていきます。

■再開発事業(第2工区)の概要
施行者名:蕨駅西口地区市街地再開発組合
全体面積:約1.3ヘクタール(駅前広場:約5,100平方メートル、建物敷地面積:約7,300平方メートル)
施設建築物/A棟・B棟:ともに地下1階地上28階
主要用途…商業施設、公共公益施設、住宅施設(415戸)、駐車場
竣工:令和8年度末予定
詳細:まちづくり推進室
【電話】433・7817

■期待の声
○気軽に寄れる駅前図書館
大橋 春太郎(おおはし しゅんたろう)さん 塚越4丁目
高校への通学で蕨駅を使っています。駅前に図書館が出来るのは、学校帰りに気軽に寄れて、勉強にも使えるため、とても便利ですね。完成したら、多くの学生が集まって地域の活性化にもつながると思いますし、楽しみです。

※「大橋」さんの「橋」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。

○子連れで楽しめるお店を
佐藤 亜希子(さとう あきこ)さん 北町2丁目
再開発で新たな商業施設が出来ると聞きました。ママ友と集まってランチやカフェを楽しめるお店があるとうれしいですね。また、きれいな広場でマルシェなどのイベントがあれば、たくさんの人が訪れ、とてもにぎわうと思います。

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