輝いてます ひと

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RIZIN KIDS DANCE GP2022　準優勝
小林　実空(こばやし　みく)さん

■見る人の心はずませるダンスを
日本一のキッズダンスチームを決めるコンテスト「RIZIN　KIDS　DANCE　GP(ライジン　キッズ　ダンス　グランプリ)2022」。第二中学校1年生の小林実空さん(12歳・北町4丁目)は、「yuuki　Hip　Hop(ユウキ　ヒップ　ホップ)」の選抜チームの一員として出場し、準優勝の快挙を達成しました。
幼い頃から踊りが好きで、小学2年生のときスクールの見学に訪れた小林さん。力強く踊る姿に心奪われ、すぐに入会を決めます。しかし、程なくコロナ禍になり、思うように練習ができない日々に。そんな中でも先生が出す課題に必死に取り組み、技術と表現力を磨いてきました。
その努力が実り、おととし4月に小学生5人組選抜チーム「Growth(グロウス)」の一員に。体の一つ一つの部分を独立させて動かす「アイソレーション」など、家でも個人練習を繰り返します。また、ムードメーカーの小林さんは、自ら積極的に提案したり、仲間の相談に乗ったりしてチームの団結を深め、演技のシンクロ性も高めていきました。
そして迎えた昨年大みそかのコンテスト決勝大会。全国から動画審査を突破し、予選大会を勝ち抜いた9組が集結しました。TRFのSAM(サム)さんが審査員長を務める緊張の場面の中でも、小林さんたちに焦りはありません。指先から足先まで自在に操り、絡みつくようなダンスで、ミステリアスな「蜘蛛(くも)女」の世界観を表現しました。息の合った堂々とした演技で結果は準優勝。会場をとりこにしました。
「中学生の部になりますが、今年こそ優勝します」と意気込む小林さんの課題は、力を抜く技術。力強さとの緩急を表現するのが目標です。今後も尊敬する先生や仲間と楽しく踊り続け、見る人の心を躍らせていくことでしょう。