市民の暮らしを守り、蕨の更なる飛躍へ 頼高市長の5期目がスタート

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6月4日執行の蕨市長選挙で賴髙英雄市長が再選しました。
今月は「これからの蕨のまちづくり」をテーマに賴髙市長に5期目の市政運営の考え方や決意、マニフェストの主な内容(詳細は『選ばれる・成長するまち　蕨の加速化へ　新マニフェストを推進』)についてお聞きしました。

■頼高英雄市長のプロフィール
・昭和38年10月10日生
蕨市生まれ59歳
・北町1丁目在住　4人家族
・蕨市議会議員を3期務め、平成19年に第6代蕨市長に就任
・5期目(任期：令和5年6月5日から4年間)

■―5期目の市政運営はどのように進めていきますか。
[市長]コロナ禍に加え、物価高騰が厳しいなか、まずは、市民の皆さんの暮らしを守る市政を継続・発展させるとともに、市民の皆さんとともに進めてきた「あったか市政」の成果の上に、蕨の更なる飛躍を実現すること、この2つを大きな柱として、蕨の市政運営を進めていきたいと考えています。人口減少社会にあって、「選ばれる・成長する」まち蕨の加速化に向けて、新たに、50項目の公約、マニフェストを掲げましたが、その実現に全力をあげていきます。

■―マニフェストの主な内容について教えてください。
○物価高騰緊急対策(第9弾)
[市長]はじめに、物価高騰から市民生活を守るための緊急対策です。4月から、水道基本料金4か月分の無料化や給食費4か月分の無償化を行っていますが、食料品や電気代の更なる値上げなど、厳しい物価高騰が続いていることから、新たに、「織りなすクーポン第2弾」などを掲げました。早速、6月議会に関連予算を提出しましたが、「織りなすクーポン」第2弾は、予算を議決いただいたのち、11月から実施する予定です。

○蕨の飛躍に向けた取り組み
[市長]次に、蕨の更なる飛躍に向けた4つの重点的な取り組みです。
第1は、市立病院を早期に建替え、安心できる医療提供体制を整備するとともに、介護予防や認知症対策のいっそうの推進、高齢者の補聴器購入費への補助や帯状疱疹ワクチンへの助成、生涯学習やスポーツの更なる推進で、誰もが、気軽に外出し、仲間と交流し、健康と幸せを実感できるまちづくりを進めていきます。
第2は、県内をリードする子育て、教育のまち蕨を実現する取り組みです。県南で初めてとなる高校卒業までの医療費完全無料化を行うとともに、国と連携して給食費の完全無償化を目指しつつ、まずは、市独自に、2人目以降の無償化を実施します。併せて、全ての学校トイレの洋式化を進めていきます。
第3は、楽しく活気のあるまち蕨への取り組みです。蕨の未来への飛躍の核となる蕨駅西口再開発を推進するとともに、駅前通りをにぎわい交流軸として、更に、中山道に新たなにぎわい交流拠点を整備し、まち全体の回遊性を創出し、街なかで、楽しく買い物できるまちづくりを進めていきます。
第4は、秋に完成する新庁舎を防災拠点として、防災情報システムの導入や水道の更なる耐震化、大規模水害対策の強化など防災都市づくりを更に前進させ、街なか防犯カメラの増設や家庭への防犯カメラ設置費補助など安全で、かつ、再エネ・省エネの加速化など、日本一のエコシティ蕨を目指していきます。

■―今後の市政運営に取り組む決意をお聞かせください。
[市長]私は、これからも、市民の皆さんと共に歩む市長として、全ての市民の皆さんと力を合わせ、お約束したマニフェストの実現をはじめ、7万5000市民の幸せと蕨の更なる飛躍のため、全力を尽くしてまいります。

■市長・市議会議員一般選挙開票結果
6月4日、蕨市長選挙・蕨市議会議員一般選挙の投票が市内16か所の投票所で行われました。同日、市民体育館で行われた開票の結果は本紙またはPDF版掲載のとおりです。
当日有権者数：58,107人
投票率：50.89%(市長選挙)
50.88%(市議会議員一般選挙)

詳細：選挙管理委員会
【電話】433・7759

■市民と市長の面会日
面会日：毎月第1木曜日ただし今月は13日に行います
時間：午後1時～5時
面会は一人(1グループ)当たり30分程度

場所・問合せ：市役所仮設庁舎2階秘書広報課
【電話】433・7701

※「頼高市長」の「頼高」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。