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自治体の皆さまへ

リポートそこが知りたい〈145〉蕨の「いま」を伝えます!!

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埼玉県蕨市

■皆さんの声を市政に生かします 市民意識調査の結果まとまる
市では、市民の皆さんのまちづくりに対する意見・要望を把握し、市民と行政が一体となったまちづくりを推進していくため、18歳以上の市民を対象に、市民意識調査を毎年実施しています。ここでは、主な調査結果を紹介します。

○市民の約7割が蕨に愛着 利便性や安全性が高評価
今回の調査対象は、18歳以上の市内在住者から無作為抽出した1000人。そのうち444人の回答があり、回収率は44・4%でした(下記)。それでは主な項目を見てみましょう。まず、「まちへの愛着」を「感じている」と答えた人は68・9%で、昨年同様、約7割という高い数字に。また、「永住意識」では、今後も蕨市に「住みたい」と答えた人が61・7%で、昨年に続いて6割以上という結果になりました(上グラフ)。いずれも理由は、「買い物や通勤、通学など生活に便利だから」が1位、「災害が少なく安全だから」が2位でした。これらの結果から、多くの人が蕨市は便利で住み続けたいまちだと感じていることがうかがえます。


※小数点以下第2位を四捨五入

[令和6年度市民意識調査]
調査期間:8月2日~9月25日
調査内容:
・まちへの愛着
・永住意識
・まちづくり(防災、子育て、健康づくりなど10分野)
・重点施策 など全23項目
調査対象:市内在住の18歳以上の男女1,000人(無作為抽出)
回収率:44.4%(444人)

○昨年同様に関心が集まる安全で安心なまちづくり
続いては、今後の市政の重点施策36項目について、「重要度」、「満足度」の両面からお聞きした結果です(上囲み)。「重要度」は、1位が「防犯対策」、2位が「防災対策」、3位が「消防・救急体制」となり、昨年と同様に、暮らしの安全や安心に関する分野が上位を占めました。「満足度」は、1位が「消防・救急体制」、2位が「防災対策」、3位が「子ども・子育て支援」となり、「消防・救急体制」と「防災対策」は、重要度に続いて、満足度でも高い結果となりました。

○防災意識と子育て満足度ともに8割超えの数字に
また、防災や子育て、健康づくりなど、「まちづくり」に関する10分野についても意見を伺いました。そのうち、防災については、「災害に備えて何か準備をしているか」という設問に対し、「非常用の食料や保存水を用意している」など、85・4%の人が自宅で何らかの対策をしているという回答となり、防災への高い意識が分かりました。また、子育てについては、18歳未満の子どもがいる人に、「子育てしやすいまちだと思うか」と聞いたところ、「そう思う」、「どちらかといえばそう思う」と答えた人が合計84・6%と、昨年に続いて、高い結果となりました。その理由は、1位が、「こども医療費無料化などの支援制度が充実している」となり、子育て施策への満足度の高さがうかがえます。

○皆さんの意見を生かしてより住みやすいまち蕨へ
市ではこうした結果を基に、今後も皆さんが住み続けたいと思えるまちづくりを目指し、各施策の充実を図っていきます。なお、調査結果は、市役所1階市民協働課や各公民館、図書館、市ホームページで御覧になれます。

■今後の市政の重点施策36項目 上位の結果
○重要度
1位:防犯対策
2位:防災対策
3位:消防・救急体制
4位:上・下水道の整備、雨水対策
5位:地域における医療体制の充実と市立病院の充実

○満足度
1位:消防・救急体制
2位:防災対策
3位:子ども・子育て支援
4位:コミュニティバスなどの公共交通の充実
5位:国民健康保険など社会保障の充実

○防犯対策
・今年度は街なか防犯カメラを60基増設し、合計200基に。今月から順次稼働予定

○防災対策
・地域全体で防災対策を推進

○消防・救急体制
・市民の皆さんの生命と財産を守るため、消防・救急活動を迅速かつ的確に実施

問合せ:政策課
【電話】433・7698

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