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未来へ飛躍する蕨の新たな玄関口の創造 蕨駅西口再開発事業が着工

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埼玉県蕨市

「蕨の玄関口の再生と魅力づくり」を目的に、蕨の飛躍に向けた3大プロジェクトの一つとして進めている蕨駅西口再開発事業が、先月9日にいよいよ着工を迎えました。
今月の特集では、事業の概要や今後の予定などについてあらためて紹介します。

■選ばれるまちに向けて再開発が本格スタート
蕨の未来への飛躍の核となる蕨駅西口再開発事業は、まちのにぎわい創出や市民の利便性の向上、人口減少社会において「選ばれるまち」に向けて、たいへん重要な事業です。
先行工区である、第1工区(約0.6ヘクタール)は、平成23年に事業が完了。都市計画変更を経て、令和2年8月に県から再開発組合の設立認可を受けた第2工区(約1.3ヘクタール)は、駅前広場の再整備を図るとともに、公共公益施設や商業施設、都市型高層住宅の調和による魅力ある空間づくりを進める事業となっています(詳細本紙左上囲み)。
令和4年8月、同組合は全ての権利者の同意を得た上で県から権利変換計画の認可を取得し、既存建築物等の除去解体工事を進めました。この間、物価・資材高騰という困難な状況の中でも、その影響をできる限り抑えながら、昨年8月に建築工事の施工業者が決定。関係機関との協議やボーリング調査など着工に向けた準備が進められました。

■先月9日から工事開始 令和9年7月竣工予定
そして、昨年12月25日に起工式(詳細本紙右下囲み)が開催され、1月9日に着工。重機が次々と入り、工事が進んでいます。まずは基礎・地下部分の工事を行い、来年には地上部分の工事が始まる予定です。
今回整備する第2工区は、くるるなどがある第1工区の北側に位置し、A棟とB棟の2棟を配置。1・2階には商業施設、B棟3階には公共公益施設(詳細左囲み)、そして、都市型高層住宅が整備され、駅前広場も含めて蕨の玄関口が生まれ変わります。1日平均の乗車人員が5万人を超える蕨駅とはデッキで直結。新たなにぎわいを創出し、中心市街地の活性化と未来の発展につなげていきます。
蕨市では、令和9年7月の竣工(しゅんこう)を目指して、引き続き再開発組合を支援し、連携して事業を進めていきます。

■安全を願って起工式が開催
着工を目前に控えた昨年12月25日、蕨駅西口再開発事業の起工式が行われました。参加した多くの関係者の皆さんが、完成までの工事が安全に行われるよう祈願しました。

■再開発事業(第2工区)の概要
施行者名:蕨駅西口地区市街地再開発組合
全体面積:約1.3ヘクタール(駅前広場…約5,100平方メートル、建物敷地面積…約7,300平方メートル)
施設建築物:
A棟・B棟…ともに地下1階、地上28階
主要用途…商業施設、公共公益施設、住宅施設(415戸)、駐車場
竣工:令和9年7月(予定)

~建物建築工事のスケジュール(予定)~

※スケジュールは状況により変更となる場合があります。

詳細:まちづくり課
【電話】433・7817

■公共公益施設(B棟3階)の概要
「豊かなときを創るほっとプレイス」を基本コンセプトに、行政センターと図書館を整備します。

○それぞれの概要
・行政センター:各種証明書の発行や転入・転出に伴う手続きができる窓口に加え、パスポートセンターも設置します。
・図書館:新聞・雑誌ラウンジや子どもエリアなどの充実した閲覧・学習ゾーン、カフェ、スムーズに受けとれる予約本コーナーなどがあり、仕事や学校の帰りにも利用しやすい施設です。

詳細:政策課
【電話】433・7698

■期待の声
子どもと楽しめる場所に 髙根 温子(たかね あつこ)さん 中央1丁目
市役所の手続きが駅前で行えるのは便利ですね。1歳と4歳の子どもがいるので、図書館の子どもエリアも楽しみです。また、商業施設には、子連れでも入りやすいお店が出来ると、友だちと集まりやすくてにぎわうと思います。

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