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輝いてます ひと

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埼玉県蕨市

格闘技4種目チャンピオン 宮城 壮一朗(みやぎ そういちろう)さん

■努力の先にある強さを求めて
鍛え抜かれた体一つで相手を倒し、強さを競い合う格闘技。第二中学校1年生の宮城壮一朗さん(12歳・中央4丁目)は、MMA(総合格闘技)、キックボクシング、シュートボクシング、ムエタイの4種目で計17本のチャンピオンベルトを獲得し、無類の強さを誇っています。
5歳のときに格闘技好きな父に連れられ、総合格闘技ジム「FREEDOM(フリーダム)@OZ(オズ)」の門を叩くと、小学1年生でMMA公式戦デビュー。初の試合に意気込むも、結果はまさかの27秒で敗退し、忘れられない悔しいデビュー戦となりました。これを機に、「強くなるには努力をするしかない」と、より練習に取り組むように。試合での勝ち負けを繰り返しながら経験も積んでいくと、10か月後の試合で同じ相手に念願の勝利を収めます。
この経験で努力は裏切らないと感じた宮城さんは、その後も毎日5時間の練習を積み重ねていきます。一歩一歩着実に力をつけていくと、小学5年生のときにMMAトーナメントを全試合関節技での一本勝ちで制し、初のチャンピオンベルトを手にします。勢いそのままに打撃系3種目でもベルトに挑戦し、みごと獲得。今年3月には通算250勝を達成したほか、自身17本目のベルトも手にしました。
4月から中学生になり練習時間が短くなった分は、朝5時に起きてランニングや筋トレでカバー。ジムでは大人とスパーリングをするなど、鍛錬に励んでいます。「今は先の見えないはしごを上っている途中。どこまで上れるか楽しみです」とほほえむ宮城さん。「使う技全部が得意技」という圧倒的自信と、それを裏付ける練習量を武器に、強敵を倒し続けることでしょう。はしごを上り続けた先に見える景色とは―。挑戦は続きます。

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