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自治体の皆さまへ

犯罪のないまちを目指して 進めましょう!防犯対策

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埼玉県蕨市

市では警察や町会などと連携し、防犯対策を推進しています。ここでは、市の取り組みや、我が家を守るための防犯対策などを紹介します。

■まちぐるみで防犯対策 犯罪件数は大幅に減少
防犯対策は、市民意識調査で重要度が1位と、皆さんの関心が高い分野です。市では、平成19年度に「蕨市安全安心まちづくり条例」を施行し、22年度から防犯計画を策定。計画に基づき、自主防犯組織によるパトロールや、街なか防犯カメラの整備・増設、通話録音機能付き電話機の購入費用補助などを行っているほか、今年度から新たに家庭用防犯カメラ設置費用補助を開始するなど、対策を進めています(詳細本紙左ページ)。こうした市民の皆さんと連携した施策などの効果もあり、刑法犯認知件数は着実に減少。平成15年の3046件が、令和5年には695件と4分の1以下となり、昨年も11月末時点で549件と、前年の同時期と比べて低い数字となっています。

■被害に遭わないために 我が家を守る防犯対策
一方でコロナ禍が明け、全国的に犯罪件数は増加傾向にあり、巧妙化する振り込め詐欺や、首都圏を中心に相次いでいる凶悪な強盗事件など、更なる対策も必要となっています。市民の皆さん一人ひとりが防犯の意識を強くし、犯罪が起きにくい環境づくりに努めましょう。下記で住まいの防犯対策を紹介します。不審な人や業者とは直接話さないようにするほか、現金の管理方法の確認や、犯人が侵入できないような対策をお願いします。また、地域ぐるみでコミュニケーションを取るなど、犯人を寄せ付けない環境にしていきましょう。
市では、これからも防犯対策や啓発を実施し、誰もが安全で安心に暮らせるまちづくりを推進していきます。

■我が家を守る防犯対策
(1)不審な電話や来訪者とは直接話さない
留守番電話の利用、来訪者にはインターホン応対をするなど、不審な業者や人とは直接話さないようにしましょう。
(2)多額の現金等を自宅に保管しない
必要以上の現金保管は、強盗事件や空き巣、特殊詐欺の被害に遭いやすくなります。金融機関等に預けるようにしましょう。
(3)地域ぐるみで声をかけ合う
ご近所同士でコミュニケーションを取りましょう。地域連携を強くすることで、犯罪が起こりにくい環境につながります。
(4)侵入されない習慣と対策を心がける
短時間の外出や在宅中でも、玄関ドアや窓、勝手口など侵入口となる場所には鍵をかけましょう。また、補助錠や防犯フィルムを取り付けるなど、簡単に侵入できないような対策を。

■Interview 地域で防犯力を高めましょう
蕨警察署生活安全課
枝 秀和(えだ ひでかず)課長
市内の刑法犯認知件数は、現在、ピーク時の4分の1以下まで減少しています。一方で、自転車盗は多発傾向にあり、空き巣など住宅を対象とした侵入窃盗やオレオレ詐欺などの特殊詐欺による被害も後を絶ちません。当署では安全・安心を確保するため、よりいっそう犯罪抑止対策を推進していきます。市民の皆さんも各種防犯対策を実践していただくなど、「地域の防犯力」高揚に向けた取り組みにご協力ください。

■ご利用ください 防犯対策への補助制度
(1)家庭用防犯カメラの設置費用
補助額:購入費・設置工事費・設置表示費の2分の1の額で、個人宅は上限2万円、共同住宅は上限10万円
対象:市内に住所があり、市税及び国民健康保険税を完納している人
※その他条件あり。

(2)通話録音機能付き電話機の購入費用
補助額:上限2万円
対象:市内在住の65歳以上の人
※その他条件あり。購入した日から1年以内に申請をしてください。

問合せ:いずれも 安全安心課
【電話】430・7834

詳細:安全安心課
【電話】430・7834

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