今月の特集・わらび市政スポットでは、市が進めている取り組みの中から、3つの事業についてお伝えします。
■1 市民の暮らしを応援 物価高騰対策を決定
厳しい物価高騰が続く中、先月16日、市民生活と地域経済を支援する「蕨市物価高騰緊急対策第4弾」を発表しました(関連予算は市議会1月臨時会で可決)。
市はこれまで、暮らし応援券「織りなすクーポン」事業や、水道基本料金の無料化、学校給食費負担軽減事業など、3回にわたる物価高騰緊急対策を実施。第4弾となる今回は、PayPay(ペイペイ)を活用したプレミアム付きデジタル商品券の販売やひとり親家庭への給付を実施します(詳細左囲み)。併せて、国の非課税世帯への物価高騰重点支援給付金の支給にも速やかに取り組みます。手続き等の詳細は、今後『広報蕨』や市ホームページで随時お知らせします。
◆蕨市物価高騰緊急対策第4弾(市独自事業)
○蕨市プレミアム付きデジタル商品券
対象:12歳以上の蕨市民
内容:スマホ決済(PayPay)で使える13,000円分のデジタル商品券を10,000円で販売[30%プレミアム]
販売数:35,000口
※1人5口まで。申し込み多数の場合は抽選
実施期間:
申込期間…6月1日~30日
利用期間…7月~12月を予定
問合せ:商工観光課
【電話】433・7750
○ひとり親家庭等物価高騰重点支援特別給付金
対象:児童扶養手当を受給している家庭で、下記の物価高騰重点支援給付金の支給対象外の家庭
内容:子ども1人あたり20,000円を給付
給付期間:3月上旬を予定
問合せ:子ども未来課
【電話】433・7757
◆物価高騰重点支援給付金(追加給付分)
対象:令和6年度住民税非課税世帯
内容:1世帯につき30,000円を給付
18歳以下の子どもがいる子育て世帯には、子ども1人あたり20,000円を加算
給付時期:3月上旬からを予定
問合せ:物価高騰重点支援給付金担当
【電話】0120・202・825
■2 親子の読書活動を応援 セカンドブック事業
読み聞かせを通じて子どもたちの健やかな成長を促し、また、親子の触れ合いを深めてもらおうと、市は4か月児健診の際に、絵本のプレゼントと読み聞かせ体験を行う、ブックスタート事業を実施しています。今年度は更に、「読書・読み聞かせ手帳」の作成、配布も開始しました。
そして、来年度からは、新たに3歳6か月児健診の際にも、子どもの成長に応じた絵本をプレゼントする、セカンドブック事業を計画しています。これに合わせて、先月、図書館では、絵本選定の参考にするため、幼児にお薦めしたい絵本のアンケートを実施(結果は下記)。同館内のセカンドブックコーナーでは、これらを含めたお薦めの絵本を紹介しています。ぜひ、お立ち寄りください。
[絵本アンケート上位の結果(12月10日~27日実施)]
1位:はらぺこあおむし(偕成社)エリック・カール/作 もりひさし/訳
2位:どうぞのいす(ひさかたチャイルド)香山美子/作 柿本幸造/絵
3位:てぶくろ(ウクライナ民話)(福音館書店)エウゲーニー・M・ラチョフ/絵 うちだりさこ/訳
4位:100万回生きたねこ(講談社)佐野洋子/作・絵
5位:どろんこハリー(福音館書店) ジーン・ジオン/文 マーガレット・ブロイ・グレアム/絵 わたなべしげお/訳
○声 親子のたいせつな時間
白根(しらね) 祐子(ゆうこ)さん 南町2丁目
読み聞かせのひとときは、親子が落ち着いて向き合えるたいせつな時間です。絵本が好きな次男はちょうど3歳なので、セカンドブックの取り組みに期待しています。
問い合わせ:同館
【電話】444・4110
■3 今年もやります!蕨ブランド販売会 第3回蕨祭開催
日時:21日(金)・22日(土)午前11時~午後7時(22日は6時まで)
場所:まるまるひがしにほん(大宮駅東口徒歩1分)
内容:蕨ブランド認定品などの販売
平成28年度に創設された「蕨ブランド認定制度」は、蕨の特色を生かした優れた商品を蕨ブランドとして認定し、地域産業の振興と市のPRにつなげていく制度です。同年度に認定された5つの商品を皮切りに、これまでに16商品が認定されています。市が自信を持ってお薦めする蕨ブランド認定品を市内外にアピールする、「蕨祭」を今年も「まるまるひがしにほん」で開催します。3回目となる今回は、10団体、11商品が集まり、蕨の魅力を発信。ぜひ、この機会に蕨ブランド商品を手に取り、御覧ください。
問合せ:商工観光課
【電話】433・7750
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