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いきいき行田人(ぎょうだじん)

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埼玉県行田市

■兄弟で全国大会の舞台に
鹿島蒼大(そうた)さん(13歳)・大知(だいち)さん(11歳)(持田)

今月は、令和5年7月に福井県大野市で行われた、第12回全日本フリースタイルスケート選手権大会ジュニア男子部門で好成績を収めた鹿島蒼大さんと大知さんを紹介します。
フリースタイルスケートはインラインスケートで滑る速さを競ったり、音楽に合わせて技を繰り広げたりする競技です。蒼大さんは7歳のときに幼なじみから誘われたことがきっかけでインラインスケートを始めました。さまざまな技ができるようになり、熱中していく蒼大さんを見て「面白そう。僕もやってみたい」と触発された大知さんも始めたそうです。
2人は自宅だけでなく、加須市や神川町、前橋市の体育館まで行き、3時間から長い時で7時間も練習しています。また、学業にも手を抜かず、練習場への移動時間にも勉強するなど、文武両道に励んでいます。
2人が初出場した大会は平成31年に開催された、全日本フリースタイルスケート選手権大会東海・北陸ブロック大会で、9歳と6歳の時でした。蒼大さんはクラシックスラロームで7位、スピードスラロームで6位、大知さんは初心者が参加するチャレンジクラスのクラシックで1位、スピードで2位でした。この結果を踏まえ蒼大さんは「基礎をやり直したい」とさらに練習に打ち込み、大知さんはその姿に刺激を受け、互いに切磋琢磨していったそうです。そして今年の7月に開催された第12回全日本フリースタイルスケート選手権大会で蒼大さんは、スピードで優勝、クラシックで得意のかかとで回る技を駆使し3位。大知さんはスピードで2位、つま先で座ってスラロームする技を武器にクラシックでも2位を勝ち取ることができました。大知さんはクラシックで高スコアを獲得したため、11月に中国・上海市で開催される世界選手権の出場選手に選ばれ、「ぜひ世界の舞台に挑戦したい」と意気込み、蒼大さんは「来年は大知とともに世界大会に出場します」と目標を語ってくれました。
兄弟であり、ライバル同士の2人は今後も互いに刺激を与え合いながら大いに活躍していくことでしょう。

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