文字サイズ
自治体の皆さまへ

いきいき行田人(ぎょうだじん)

13/24

埼玉県行田市

■2023年春季全日本極真空手道選手権大会 高校生男子 型の部で優勝
▽鈴木康生さん(持田・16歳)
今月は、4月29日に行われた2023年春季全日本極真空手道選手権大会高校生男子型の部で優勝に輝いた鈴木康生さんを紹介します。
鈴木さんは4歳のころ、「心身ともに強くなってほしい」と両親に勧められ、極真空手を始めました。「やるからには負けたくない」と日々練習に励み、6歳の時には全日本大会で3位になり、確かな実力を身に付けていきました。空手の稽古は市内の道場だけでなく、熊谷市の道場や蕨市にある総本部の道場まで通い、多くの指導者や選手らと拳を交え、技を磨いています。
小学4年生まで、常に全日本大会で上位に入賞していた鈴木さんですが、小学5年生の時、連敗が続き途中で挫折しかけたこともありました。しかし、家族や共に稽古に励む仲間たちの支えがあったおかげで続けることができたそうです。その後、中学校へ入学し、稽古にひたむきに打ち込んだ鈴木さんは得意だった足技やカウンターを昇華させ、再びさまざまな大会で上位の成績を収めるようになり、今回、全日本大会の「型」部門で見事優勝することができました。
優勝の要因について「稽古で師範から1つ1つの技に緩急をつけ、流れるように技を出すよう指導していただき、その教えを体に叩き込んだ結果だと思います」と振り返ります。また、同日開催の「組手」部門も出場しましたが、ロシア大会で優勝経験のあるロシア人選手と対戦し、延長まで健闘するも、体力が持たず惜しくも初戦で敗退してしまいました。
鈴木さんは11月に各国大会の優勝者のみが出場できるカザフスタン共和国での世界大会に日の丸を背負って挑みます。「勝って世界の頂点へ」と高い目標を掲げ、組手の悔しい経験をばねに優勝を目指し日々稽古に励んでいます。鈴木さんには、2人の妹がおり、どちらも全日本大会の「型」・「組手」部門で優勝する程の実力者。「妹たちに格好悪い姿は見せられないですからね。世界大会、ぜひ期待していてください」と力強く語りました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU