■高円宮杯第75回全日本中学校英語弁論大会全国大会出場
諏訪さくらさん(15歳)(和田)
今月は、昨年9月に開催された第75回埼玉県中学校英語弁論大会で2位に入賞した長野中学校3年生の諏訪さくらさんを紹介します。
幼いころから歌手やボイストレーナーをしている母の活躍を近くで見てきて「私もお客様を笑顔にしたい」と歌の世界に惹かれていたという諏訪さん。ある時、母の恩師である声楽の先生に、感性を褒められ「興味があるならやったほうがいい」と背中を押されました。その頃から、英会話や歌、ピアノ、バレエなどの習い事に励むようになったといいます。また、洋画や海外ドラマを見ることが趣味で、ワンシーンのセリフを覚えてしまうまで繰り返し鑑賞するほど熱中するという一面もあります。
英語弁論大会は各学校の代表生徒が5分以内に自身の体験や意見などを英語でスピーチし、内容や発音、表現力などを競い合うものです。人前に立つと緊張してしまうと話す諏訪さんですが、『緊張を克服するための努力より「ありのままの自分」を生かす努力が大切』と声楽の先生からの助言に感銘を受け、それをテーマとした「MyMask」を演説。これまでに習ってきた英語力を遺憾なく発揮した結果、そのパフォーマンスが評価され、46人の参加者の中で見事2位に輝きました。その後、11月22日に東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで行われた高円宮杯全日本中学校英語弁論大会の全国大会では、入賞を逃したものの、ハイレベルな大会に刺激を受けたそうです。
高校受験を控え、「勉強と習い事の両立は大変ですが頑張って乗り切ります」と意気込む諏訪さんの将来の夢は「国際的な舞台に立つ俳優」になること。その夢を叶えるためにこれからも自分を錬磨していくことでしょう。
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