■第4回「お正月こそは、古墳に寝そべって」
令和6年、市民の皆さまとともに新しい年を迎えますことを、とてもうれしく思っています。今回のコラムでは、「年頭のごあいさつ」とはやや趣を変えて、プライベートなことを綴(つづ)らせていただきます。
昨年は、私にとっては、とても慌ただしい1年でした。実は、1年でなんと3回も引っ越しをしたのです。1回目は、年明け早々のさいたま市から城西への引っ越しです。4月の市長選への出馬を決意して、知人から「空いている家があるよ」と言っていただいたので、すぐに仮住まいが決まりました。2回目は、8月の猛暑日に決行した、さいたま市の住まいの引き払い。置きっぱなしにしていた家具や食器や衣類、そして国会議員時代からの大量の書類などを渡柳の新居(といっても築45年ですが)にひたすら運び込むこと、段ボール箱100箱超!最後は、10月の城西の仮住まいから渡柳への引っ越しでした。
市長選を経て5月に市長に就任した昨年は、公務と政治活動の合間に時間があれば、引っ越しと片付けに明け暮れていました。古墳が見える家に憧れて購入した、渡柳の古い家、2階の和室から奥の山古墳が見えます。お正月こそは、家の裏手の古墳に寝そべって、行田の古(いにしえ)の歴史を肌で感じ、行田の未来に思いを馳はせてみたいと思います。
行田市長 行田邦子
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