■日本ボクシング協会主催 第6回ジュニア・チャンピオンズリーグ全国大会優勝
岡濱 徳都(おかはま のりと)さん(西新町・12歳)
今月は9月に東京都立川市で開催された日本ボクシング協会が主催する「第6回ジュニア・チャンピオンズリーグ全国大会」U12の30キログラム級で優勝した泉小学校6年生の岡濱徳都さんを紹介します。
岡濱さんは格闘技が好きな父の影響で5歳から空手を始めました。そして4年生のときにキックボクシングを始め、1年間にアマチュアの大会でベルトを3本獲得しました。その後、憧れる那須川天心選手がキックボクシングからボクシングに転向したことを知るなどして、岡濱さんもボクシングに転向することを決意。普段はジムで1時間半練習し、自宅でも毎日1時間のトレーニングを欠かしません。「戦うのは楽しいです」と話す岡濱さんは、練習で自分より年齢や体重が上の選手にも臆することなく、拳を交わしています。また、練習や試合を通じて「いろいろな世代の人と仲良くなり、友達もできました」とボクシングの魅力も語っています。
岡濱さんは初めて出場した大会で初戦敗退を経験。「勝つために」との思いから自分のフォームや動きを見直すため、毎日の練習風景を撮影し、一つ一つの動作を確認することにしました。また、苦手なガードやジャブを繰り返し練習したり、ジムのコーチや先輩からアドバイスを受けたりするなどして技術面や精神面を鍛えていきました。
こうして迎えた今回の第6回ジュニア・チャンピオンズリーグ全国大会では、これまでの努力が実り優勝することができました。この優勝について岡濱さんは「キックボクシングで身に付けた足さばきや得意な右ストレートを生かしたこと、毎日練習を頑張ったことが結果につながりました」と振り返ります。
今後は『どんな相手にも勝てるように』を目標に、「中学校に進学して環境が変わっても続けていきたい」と話します。これからもたくさんの練習や経験を積み重ねながら、岡濱さんのボクシングへの挑戦は続きます。
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