■消防団員にインタビュー(続き)
甲斐姫分団分団員 深井仁愛さん(大学生)
◇入団のきっかけは
「お世話になっている地元に何か貢献できることはないか」、「人を助ける活動がしたい」と考えているときに母から勧められ、入団を決めました。昨年4月に入団して、活動歴は1年8カ月です。
◇消防団では普段どんな活動をしていますか
1、2週間に一度、他の団員らと地域の見回りをしたり、防災に関するイベントの手伝いや訓練をしたりしています。
◇学校との両立はどうですか
分団長をはじめ、多くの団員らが「学業を優先してね!」と言ってくれるので、自分の行ける範囲で無理のない活動ができています。
◇消防団の活動を通じて、自身で変化したことはありますか
防災に関する知識が増え、周りに頼られるようになりました。アルバイト先でAEDの使い方が分からない人に使い方を教えたこともあります。
◇入団・活動して良かったことは
災害が起きたときに、「自分ができることが何か」分かったことが何より良かったです。また、地域によって災害の特徴・対策が違うことを知ることができ、家族や友人にそれを伝えられたことも良かったです。
団員や多くの地域の方と関わり、話すことで、私の知らなかった行田の色々なことを教えてもらえました。些細なことだと市内のおいしいごはん屋さんとかです(笑)
◇入団を考えている人へメッセージを
消防団に入ると防災の正しい知識を学ぶことができるので、自分や家族を守ることにもつながります。
また、消防団員は優しくて温かい人たちばかりです。地元の良さに改めて気付けるので、「地域に貢献したい」と思う方はぜひ入団してください!
■行田市消防団全国大会出場!
行田市消防団は、7月27日に開催された第34回埼玉県消防操法大会のポンプ車の部で優勝。埼玉県代表として、10月12日に宮城県で開催された第30回全国消防操法大会に出場しました。
出場した団員らはそれぞれの仕事を終えた夜間や休日に訓練に励み、本番ではその磨き上げた成果をいかんなく発揮しました。
全国消防操法大会の様子はYouTube「ぎょうだ動画チャンネル」で公開中です。行田市消防団の活躍をぜひご覧ください。
■消防団員を募集しています!
行田市消防団では、共に地域を守る仲間を募集しています。地域での活動が好きで、防災意欲の強い方の入団をお待ちしています。
対象:18歳以上で市内に在住または勤務している方
活動内容:防火広報活動、機械器具点検活動、教育訓練活動、災害時の出動など
待遇:報酬などの支給、公務災害補償、被服などの支給
申込み・問合せ:消防総務課消防団担当
【電話】550-2120
「あなたの入団をお待ちしています」
◇甲斐姫分団も大募集
女性消防団員の活躍の場をさらに広げるため、女性のみで構成された「甲斐姫分団」を令和元年度に発足しました。女性団員も随時募集していますので、お気軽にお問い合わせください。
■トピックス
◇令和7年消防出初式を開催します
消防職団員が一堂に会し、市民の皆さんとともに一年の安全を願い、防火防災思想の普及と消防職団員の結束を図ることを目的に消防出初式を開催します。
日時:和7年1月11日(土)午前10時開始
場所・内容:
・忍・行田公民館前水城公園駐車場…開会式、服装規律点検、鳶組合によるはしご演技
・水城公園…消防車による一斉放水、防災ヘリコプターによる広報
その他:通行止め時間帯は、付近の公共施設の駐車場は利用できません。
※地図は本紙をご覧ください。
・通行止め時間帯…午前8時50分~午前11時
・来場者用駐車場は上記2カ所です(行田市役所・熊谷信用組合行田支店駐車場)
◇知ってる?行田の消防用井戸
街中で地面から伸びた赤い筒を見たことありませんか?これは「消防用井戸」で、火災時に消防車の吸管を接続して地下水を汲み上げて放水するための消防水利です。地下水が豊富な本市には、消防用井戸が約1,200カ所あります。
1月の能登半島地震では断水によりトイレなどの生活用水の確保が問題となりました。これを機に、市では市内の消防用井戸96カ所を選定し、災害時に生活用水として活用する取り組みを開始。断水時には、生活用水確保のための消防用井戸の場所を決定し、消防団が地下水を汲み上げて配布します。
特集記事に関する問い合わせ:消防総務課
【電話】550-2119
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