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ぎょうだの会社をクローズアップ!!

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埼玉県行田市

■株式会社アサヒコ
▼行田で作られる豆腐食品が秘めるチカラ

近年巷で話題の「おやつ豆腐バー」。昔から親しまれている豆腐を生かした罪悪感のないおやつとして人気急上昇中です。今回紹介するのは、この商品を製造販売している株式会社アサヒコです。
同社は昭和47(1972)年に朝日食品株式会社として創業し、事業分割などを経て平成28(2016)年6月に現在の株式会社アサヒコとなりました。現在は韓国で健康機能食品などを中心に事業展開するプルムウォンの傘下に入り、グローバル企業として時代に合わせた豆腐の価値を世界に向けて発信しています。
行田工場では豆腐をはじめ、油揚げや豆腐バーなどを製造しており、商品の研究開発を行うRandDセンターもこの行田工場に所在しています。創業当時からの豆腐づくりの技術を生かし、さらなる品質向上や新商品の開発に取り組んでいます。
今注目を浴びている豆腐バーは代表取締役の池田さんがアメリカ視察の際に見た硬い豆腐に着想を得て開発されたそうです。そして消費者の健康志向ともマッチする形で気軽にタンパク質が摂れる商品として大ヒット。その結果社風もより良くなり、池田さんと社員らの関係も他社にあまり見られないほどの近さです。
「会社全体として目指す方向を理解しているので、商品開発のスピードも非常に速い」と話すマーケティング本部の新井さん。代表取締役の池田さんは本社のある都内から頻繁に行田工場を訪れ、社員らと気軽に会話を楽しみながら商品開発に向けた情報交換などをしているそうです。最近では研究開発部門や営業部門の社員だけでなく、工場の従業員まで交えて他社の豆腐試食会も行っています。こうした代表取締役との距離の近さ、アットホームな職場環境が社員らの熱意にも繋がっています。
世界人口の増加や環境問題などにより動物性タンパク源である肉が不足する「ミートショック」はもう始まっています。こうした時代を見据え、代替となる「植物性タンパク質を牽引するのは豆腐屋。おいしく持続的に健康的に食べられる豆腐加工食品を提案することでお客様の健康を守っていきたい」とのこと。行田で開発された豆腐食品が、世界に広がるミートショックから私たちを救ってくれる日が来るかもしれません。

▽会社プロフィール
代表取締役 池田 未央
事業内容:豆腐・油揚げ・豆腐加工食品の製造販売
所在地…持田2-17-8

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