文字サイズ
自治体の皆さまへ

市長コラム 新しい行田へ

27/28

埼玉県行田市

■第5回「市職員との個別面談を続けています」
元日に発生した能登半島地震におきまして、お亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈りいたしますとともに、被災された全ての方にお見舞い申し上げます。1日も早い被災地の復旧を切に願いながら、本市では、1月8日から被災地へ市職員の派遣を行っています。
13年前の東日本大震災時が思い出されます。当時、私は与党の副幹事長として、被災地からの支援要請や問い合わせに追われながら、被害の甚大さを肌身で感じていました。こうした大規模災害が起きた時、被災者の支援や復旧の最前線に立つのが市町村の職員です。彼らもまた被災者でありながら、不眠不休で対応している姿が今でも忘れられません。
さて、昨年5月に市長に就任してから続けていることがあります。市職員との個別面談です。7月に主査級から始めて、1月上旬までに245人の職員と市長室で個別にお話ししています。市職員や市議会議員出身のこれまでの市長と違って、新しい市長である私は職員にとって、どんな人か分からない未知の存在ですので、短い時間でも直接話をする機会が大切だと考えたのです。話す内容はさまざまで、私が思いもつかなかった政策提案や、市役所組織についてだけでなく、子育て中の一市民としての意見や、お互いの地域の話、庭になる果物のことなど、職員から教わることが実にたくさんあります。市政運営は究極のチームプレイです。市職員と一緒に、新しい行田へと進んでまいります。
行田市長 行田邦子

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU