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いきいき行田人(ぎょうだじん)

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埼玉県行田市

■日本菊花全国大会で大阪市長賞を受賞
野澤今伊作(けいさく)さん(76歳)(藤原町)

今月は、昨年10月から11月にかけて大阪府貝塚市で行われた第40回日本菊花全国大会三本立単鉢の部で大阪市長賞を受賞した野澤今伊作さんを紹介します。
野澤さんは4年前に前自治会長に菊花を育てることを勧められ始めました。また、妻・のり子さんが始めてすぐに出場したグラウンドゴルフの大会で優勝し、「妻がグラウンドゴルフで優勝したなら、私は菊で賞を取りたい」と感化されたことがきっかけになったそうです。
さまざまな菊花展を訪れ、入選者に育て方を聞いたり、夜遅くまで勉強したりするなど菊花を育てることに熱心な野澤さん。そんな野澤さんが初めて出品したのは令和4年に開催された第48回行田市菊花展でした。そこで見事行田市長賞を受賞し、幸先の良いスタートを切りました。
昨年の行田市菊花展では、農林水産大臣賞を受賞。また、友人に勧められて参加した群馬県太田市で行われた関東大会では大光院賞を受賞しました。そして、賞が続いたことで第40回日本菊花全国大会への出品を決意。「応募した時は蕾の状態で、どのような花が咲くか分からず、出たとこ勝負だった」とのこと。大会当日、見事な菊の咲き具合に感動し、「こんなにきれいに咲くと思わなかった。これなら手入れはいらない」と他の出品者が自分の菊を良く見せようと手入れをしている中、野澤さんはそのままの状態で勝負に臨みました。天地人や色合い、形などが評価され、菅物の三本立単鉢の部で総合1位を獲得し、大阪市長賞を受賞しました。
「まさか全国大会でも賞を受賞できると思わなかった」と語る野澤さん。昨年の各大会で受賞したことを糧に、今年は全国大会で大阪市長賞より上位の賞である参議院議員賞を取りたいと目標をさらに高く掲げました。受賞への願いとわが子のような愛情を菊に込め、今年も野澤さんの挑戦は続きます。

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