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自治体の皆さまへ

市長コラム 新しい行田へ

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埼玉県行田市

■第6回「足袋を履くことにしました」
「行田といえば?」ゼリーフライ、お城、古代蓮、古墳…。私が市外の方と行田の話をしていると、ほとんどの方が思いつくのは、足袋なのです。
江戸時代に武士の妻たちの内職であった行田足袋が、昭和の最盛期には全国シェアの8割を占めるまでに発展したことは、市民の皆さんご存じですよね。まちなかの裏通りに響くミシンの音の記憶、あるいはご自身が裁断したり縫製したりした経験のある方もいらっしゃると思います。現在も、市内足袋事業者の皆さんが、行田足袋の歴史と伝統を今に受け継いでいます。
行田のまちなみや文化、ライフスタイルにも大きな影響を与えているのが足袋。ということで、足袋を履く機会を増やすことにしました。色足袋、柄足袋、地下足袋、足袋シューズ、洋服に足袋など、時代の変化に合わせて足袋も進化していますが、やはりトラッドスタイルは着物に白足袋でしょうか。2月16日の定例記者会見が今年の私の初足袋となりました。(YouTubeの行田市公式動画チャンネルからご覧になれます)
これまでも通常国会開会式、園遊会、自身主催の新年会、昨年は花手水week及び希望の光の授賞式など、特別な日や節目の日には着物を着ていましたが、さらに足袋を履く機会を増やしたいと思っています。また、公約として検討中なのは着物を自分で着ることですが、こちらはまったく自信がありません。
皆さんも日常生活に足袋を取り入れてみませんか。
行田市長 行田邦子

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